~A lack of Magic Point~ エロゲーとか芝居とかについて書いていくブログ。
さて、里伽子ルートの第2クォーターです。
里伽子の計画通り軌道に乗り始めるファミーユの様子を御覧ください。
○11/4 第2クォータープロローグ
出勤した由飛が眠ってる仁と、仁を抱きしめて眠ってる恵麻を見つけて叫び声を上げる。
かすり「ネズミでも出た?」
キッチンの担当者として、その発言はどうなんだよ、おい。ま、ネズミっていうよりは泥棒猫だけどな!!(ギャグです。

「て、ててて…店長、同衾~!?」
「は、離れてくださいっ!不潔ですっ」
恵麻と仁の様子を見た由飛の反応。えらく古風な表現だな、おい。っていうか、由飛はその辺の風紀にうるさいキャラではあるまいに。
恵麻が戻ってきた喜びに、恵麻と仁に抱きつくかすり、明日香、何故か由飛も。
明日香のとこだけ「柔らかい塊が押し付けられる」って出したのは一番胸が大きいからだろうけど、でも、それ、かすりへの当て付けですか?
恵麻「嘘おっしゃい!ちゃんと話は聞いてるんだから!色々と汚い手を使って仁くんに嫌がらせしてるんでしょ!」
何故か、また朝礼に混ざるキュリオ店長板橋が弟溺愛モードの恵麻にひどい仕打ちを受ける。この話を吹き込んだのは、やっぱり里伽子なんだろうか。手段を選ばないなぁ、あの娘。
かすり「久々に見たねぇ…弟溺愛モード」
明日香「これがないとファミーユって感じがしないもんね」
お前ら楽しそうだなww
○11/4 二度目の宣戦布告(玲愛強制)
ファミーユの激安価格設定に驚く玲愛。「本気で頑張れ」と玲愛に言われたから、その通りにしたんだ言う仁。ちょっとカッコイイぞ。
仁「ありがとう・・・花鳥さん」
素直にありがとうを言われて、ついつい照れる玲愛。玲愛が仁を気になり始めたのはいつからなんだろう。既に脈ありな感じに見えるのだが。
恵麻の旗振りでダンピング作戦を敢行するファミーユ。ケーキ全品200円。従来価格の50%オフという投げ売りお買い得プライス。国際通商だったら貿易摩擦で国際問題になるレベルだぞ。
恵麻「具体的な目標を立てるわ。販売数でキュリオを上回るのに1月。売上で上回るのに、もう1月」
仁「ね…姉さん…」
恵麻「倒すわよ、キュリオ。みんな、気合入れて行きましょう」
目標まできちんと立ってて、妙にちゃんとしてるのが恵麻らしくない。仁の思う通り、これは里伽子の差金だろう。もー、結局世話焼いちゃうのか、あの娘は。仕方ないなぁ、里伽子は。
玲愛に恵麻の話をしていて、にやけ顔を指摘される仁。恵麻からもにやけていると言われる。玲愛が指摘したのは恵麻と一緒に働けるからかもしれないけど、恵麻が指摘したのは玲愛にちょっと良いカッコが出来たから出てしまった笑みなんじゃないだろうか。自覚はなさそうだが。
玲愛「何よ・・・美味しいじゃないのよっ」
恵麻のマドレーヌを一口食べての定番セリフ。思わずニヤリ。
○11/6 虫除け(里伽子通常)
里伽子を旅行に誘う初登場キャラの堀部君。同じゼミの仲間らしいけど里伽子の態度は至って冷淡で、仁に対する姿勢とは大違い。
里伽子「あたしが君たちと旅行に行ったところで、何かが得られるとは到底思わないんだけど」
これ言われたら、泣いちゃうかもしれないな。可哀想な堀部。
「仁は大学やめてない。休学するだけよ」
「それにあたしたち、別に切れちゃいないし」
「今日も仁の部屋から直接大学来たの。おわかり?」
まるで仁と交際しているかのような里伽子の口ぶり。って言うか「かのような」じゃないな。これは里伽子は「仁と付き合ってる」と明言している訳で。そんな時に仁がタイミング悪く(?)登場。里伽子が大急ぎで眼鏡を外すのが可笑しい。
里伽子「ちょうど良かった。今日はもう講義ないから一緒に帰ろうよ。晩ごはん作ってあげる。」
仁「いや、お前は…」
里伽子「行くよ仁。じゃ、そういうことで、堀部君」
“『俺の部屋になんて、もう半年も来てないだろ』”
仁は内心で思うわけだが、半年前って六月初旬か。家事があったのが6月18日だから里伽子と仁の仲がピークだった頃、というか、その直後にガタッと溝が出来る訳で。
里伽子「感謝しないわよ。仁が大学やめなきゃ、こんな面倒ごと、起こらなかったんだから」
二人きりになった途端に態度が豹変。どういう気持ちでこれを言ってるんだろうなぁ、里伽子は。仁が大学やめてから男が粉かけてくることが多くなったようだ。
仁が大学にいた頃は、里伽子と仁は公認カップルだったようだ。これは里伽子の作戦で、自分の虫除けと共に仁に虫がつかないようにしてるのと、周囲からの認識に現状を後から追いつけてしまおうという魂胆なんだろうなぁ。
里伽子「そっか…それで、会いに来て、くれたんだ。ふうん…ふぅぅん…」
ファミーユ再建策についてのお礼を言うために会いにきた仁。しらばっくれながらも、仁が来てくれたのが嬉しいのか「ふうん」が弾んでる。
里伽子「でも無駄足だったわね。当方、そのような美談には、一切心当たりがございません」
里伽子「………」←ふふふっ、っていう楽しそうな笑い声
目に見えてご機嫌な里伽子は往復30分の無駄足をして駅まで仁を送る。
仁は、自分が会いに来たから里伽子の機嫌が良いんだ、ってところまでは理解できている。それは勿論、仁にとっても嬉しいのだが、「また俺が誤解する」と内心は複雑。誤解じゃないけどな、それ。
○11/7 まぁでっかいケーキ(恵麻通常)
恵麻の仕込みを手伝う仁。たかが卵の泡立て要員と侮るなかれ。電動泡立て器は言語道断らしい。
恵麻「大きい方が良いに決まってるじゃない。」
仁「だから、その、お好み焼き屋のおばちゃん的な思想はやめてくれよぉ」
ワンホールの六等分を200円で売ろうとする恵麻。お好み焼き屋のおばちゃん、という例えは言い得て妙である。洋菓子職人のお高く止まった感がない恵麻。
かすり「・・・水がいらなすぎて入っていけない」
水入らずは油に水が混ざっていないという意味からの言葉。
つまり、恵麻と仁が混ざって油になっちゃうんですね。洋菓子店だからバターか?エロいなぁ。
○11/8 ケーキは売れる。料理は残る。(恵麻通常)
飛ぶように売れるケーキにご満悦の恵麻。焼いても焼いても空になるショーケース。ついつい、堪え切れずに更衣室で笑っちゃうくらい。
恵麻「凄い…凄い。売れてる…わたしのケーキ、めちゃくちゃ売れてるじゃない!」
しかし、こんだけ必死に作っても赤字かトントンぐらいなのか。やはり薄利多売というのは小規模店舗には厳しいな。販売量が安定すれば大きく仕入れて原価を下げることも出来るわけだが。
ファミーユの経営は人件費については少数精鋭で効率良くというブラック企業仕様で、販売は下手すれば売れても赤字の薄利多売方針。体制としてかなり危ないんだけど、これが出来るのは従業員が健康で、安くて美味いケーキに圧倒的な自信があるから。
安くて美味いケーキの販売量は確実に伸びていくはずだから、客を処理するホールの能力とケーキの生産能力とが、十分な利益が出るだけの販売量をこなせるレベルにあるのなら確実に人気店になれるわな。
一方の仁は軽食の注文が少なく、かすり曰く「まかないのおばちゃん」状態。かすりが頼んだ、ナポリタンとエビピラフのハーフアンドハーフを薄焼き卵で包んでケチャップかけた奴って美味しそうだな。
○11/9 いっつも二番目(里伽子重要)
急に仁が来て驚く里伽子。慌てて眼鏡を外す。眼鏡のところを見られたくなかったのか、里伽子の態度が剣呑だ。店は繁盛していて、大学は休学中で、どうしてここに来るのかと尋ねる里伽子。

仁「最低でも週に一回くらいは里伽子に会いたいじゃん?」
不機嫌な顔になる里伽子。でも、割と内心嬉しいんじゃないかと思うんですけどね。いや、冗談っぽいのがむかつくのか。
※里伽子はノートを取るところを仁に見せない。左手が使えなくなって、まともにノートが取れてない。そんなことに気付くはずもなく、仁は里伽子の邪魔にならないように、と席を立つ。
仁「ああごめんなさいよ、その前に一つだけ」
里伽子「…トレンチコートの刑事さんかあんたは」
刑事コロンボ。今はこのセリフ、日本では杉下右京のセリフとしての方が有名ですね。“うちにはカミさんがいないから”って部分から間違いなくコロンボだと分かります。いや、仁、お前のかみさんは目の前の女性だ。
礼として水曜日に食事を奢りたいと言う仁、心当たりがないという里伽子。里伽子のことをそれなりに分かっている仁は、もうちょっとで墜ちそうだと見て粘る。もうちょっと深い部分まで里伽子のことが分かってたら、お互い苦労しないのにねぇ。里伽子がもう折れる、というところで恵麻から電話。
水曜日は恵麻の月例会があることを思い出した仁。「里伽子は自分が恵麻を優先することに理解がある」と仁は思い込んでいるし、里伽子自身もその思い込みを肯定するような態度なんだけど・・・里伽子さん、机を蹴っ飛ばして教授をビビらす程度にはお冠です。
○11/10 二人は仲良し?(玲愛通常)
定休日、部屋でゆっくりしている仁を尋ねる瑞奈。
瑞奈「いつも玲愛がお世話になってます~」
仁「してない、全くしてない」
多分即答だったんだろうな。こういうやり取りを見ると、主人公にもボイスが欲しくなる。僕は基本的に主人公のボイス賛成派です。玲愛がファミーユを褒めてたという情報を仁に流す瑞奈。背後に玲愛が迫っていることを気付きもせず「ジュリエット花鳥」とか言ってしまっているが。
玲愛「ハムレット川端・・・あなたに生か死か、選ばせてあげるわ・・・」
シェイクスピアは基礎教養ですよね。「川端~、後ろ後ろ~」はドリフです。志村けんの後ろから幽霊が迫るコント。
瑞奈「アイコンタクトで脅迫?やっぱり、通じ合っちゃってるんですね~」
この人、玲愛の怒りを買いながらも手を緩めない。なかなか勇敢だな。
仁からリンゴを奪い、齧ってから一言
玲愛「わらひがあんらやはみ~ゅをみろめらことらんて、ほれっぽっひもらいんらからねっ!」
これ、全然喋れない状態で憎まれ口を叩く玲愛が可愛いってことで良いのか?
○11/10 月例会(恵麻強制)
月に一度、姉弟の会食。恵麻は「デート」なんか言っちゃってるし、仁くんに腕絡ませてるし・・・なんだかなぁ。
仁が高村家の養子になって、来年1月で10年。両親を事故でなくし、歳の離れた兄と二人きりになった仁は母親の兄に当たる高村の家に引き取られた。そこの娘が、彼の従姉で初恋の人だった恵麻。
恵麻「今日からは…本当の、お姉ちゃん、だからね?」
それを言われた仁の心中は当然ながら複雑なものがあった訳ですが、一方言った方の恵麻の心中は…?
母から縁談の話。気が進まない様子の恵麻。「中古品だし」と茶化しつつ真面目に考えることを進める仁。いや、中古って言い方は…いや、その…あの…うん。苦笑
「仁くんは、わたしがもう一度お嫁に行っちゃってもいいの?」
「『どんなにいき遅れても、俺がもらってやるから大丈夫』って仁くんが言ってくれたから、今まで次々と断ってきたのに~」
恵麻の問題発言。その中で明かされた仁の問題発言。高校卒業して家を出た恵麻に当時高校入学前の仁が言ったというけど、その年でその姉弟関係ってどうなのよww
恵麻が一度お嫁に行くのも、二度行くのも仁にとっては変わらない。一度とゼロの間には無限に近い差があったけれど。もう恵麻は仁にとって手に入らない存在になってしまっているんだ。
○11/11 むずかし~(かすり通常)
忙しい店内。恵麻が戻ってきただけでは満足せず「里伽子がいたらなぁ」とか思っている仁。おいおい、未練がましいぞ。しかも、これはかすりのイベントだ。
「ちょっと仕上げを任せて欲しい」と恵麻に頼むかすり。下積み二年。いつまでも恵麻のサポートだけしているというのも寂しい物があるのだろう。が、教え下手の任せ下手の恵麻は10秒もかすりの作業を見ていられない。自信喪失気味のかすり。励ます仁。
仁「も、もう紙一重だってば!かなり姉さんの手際と味に迫ってる…と思う」
かすり「その紙はきっと壁紙で、裏側に分厚い壁がくっついてるのよね~」
軽口を叩いてはいるものの、凹み方は深いようだ。
○11/12 第2クォーターエピローグ
仁の居残り仕事。恵麻を付き合わせると悪いから帰るように仁が言う。
恵麻「ごめん、気が利かなかった。そういうことだったんだ~」
恵麻「それじゃあリカちゃん、ごゆっくり~」
ま、恵麻の誤解なんですけどね。里伽子さん流石っす。でも、店に入ってきた時の様子から察するに、里伽子自身も二人きりってのは想定してなかったのかもしれない。いや、或いは照れてるだけ?
店の軽食メニューを端から頼む里伽子。
里伽子「別に時間は気にしないし、毒見要員は沢山いた方がいいんじゃない?」
仁「なんで…」
里伽子「そろそろ頃合かなと思って」
仁「なんの…?」
里伽子「仁が、落ち込み始めるのの、ね」
恵麻のケーキが飛ぶように売れる一方、今一つ売上を伸ばせない軽食メニュー担当の仁がそろそろ悩み始める頃だと読んだ里伽子。仁のこと、何でも分かってるんだなぁ、この人は…。
“姉さんと里伽子の間には、ときどき、俺の入り込めない“秘密”が存在する。”
里伽子が恵麻に助言した件について仁は内心で言ってるんだけど、この“秘密”の部分をもうちょっと膨らましてくれたらシナリオ的にもっと面白かったのかなぁ、って思ったり。里伽子と恵麻との間にどんな遣り取りが存在していたのかは気になるところ。
里伽子「そんなに料理したい?」
仁「いや全然」
里伽子「………」
仁「別に俺、料理が趣味な訳でも、得意な訳でもないしなぁ…」
里伽子「そのくせ負けず嫌いなんだから…」
仁「ケーキが採算取れない以上、軽食で稼ぐしかないと思わんか?」
里伽子「で、本音は?」
仁「何でみんな俺の作ったものを食わないんだよ!」
ちょっと長いけど丸ごと引用してしまった。軽ーく仁の本音を引き出してくる里伽子。仁にもボイスがあればここのテンポも素晴らしく良かっただろうに。やはり主人公ボイスがあるという一点だけをとってもダメ恋は素晴らしい。

里伽子は食べる姿を仁に決して見せようとしない。それには深ーい、深ーい理由があるわけですが。仁は気付かない。それを不審がって金たわしを火にかけながらフロアを覗き見た仁は、眼鏡をかけて食べている里伽子を目撃する。
仁が戻ると、里伽子は眼鏡を外していた。里伽子は眼鏡を掛けてるところを仁に見せない。仁はそれを“俺に対して飾ろうって思ってくれてる”と感じる訳だけれど、どうなのかな。その点については、多分そうなんだろうな。
無理をさせないようにゆっくり作ると言う仁。少し戸惑って、少し嬉しそうな里伽子。くそぅ、可愛い。
散々仁の作ったものを貶した後、黄金チャーハンを食わせろという里伽子。思い出の品ですから、別腹ですよね。仁としては里伽子がそう言ってくれるのが嬉しいような、でも、今の二人の関係からすると複雑なような。
夏海経理・企画・営業部長の提案により、オムライスとカルボナーラとタマゴサンドの卵縛りメニューへ変更。
今日はここまで!!
里伽子の計画通り軌道に乗り始めるファミーユの様子を御覧ください。
○11/4 第2クォータープロローグ
出勤した由飛が眠ってる仁と、仁を抱きしめて眠ってる恵麻を見つけて叫び声を上げる。
かすり「ネズミでも出た?」
キッチンの担当者として、その発言はどうなんだよ、おい。ま、ネズミっていうよりは泥棒猫だけどな!!(ギャグです。
「て、ててて…店長、同衾~!?」
「は、離れてくださいっ!不潔ですっ」
恵麻と仁の様子を見た由飛の反応。えらく古風な表現だな、おい。っていうか、由飛はその辺の風紀にうるさいキャラではあるまいに。
恵麻が戻ってきた喜びに、恵麻と仁に抱きつくかすり、明日香、何故か由飛も。
明日香のとこだけ「柔らかい塊が押し付けられる」って出したのは一番胸が大きいからだろうけど、でも、それ、かすりへの当て付けですか?
恵麻「嘘おっしゃい!ちゃんと話は聞いてるんだから!色々と汚い手を使って仁くんに嫌がらせしてるんでしょ!」
何故か、また朝礼に混ざるキュリオ店長板橋が弟溺愛モードの恵麻にひどい仕打ちを受ける。この話を吹き込んだのは、やっぱり里伽子なんだろうか。手段を選ばないなぁ、あの娘。
かすり「久々に見たねぇ…弟溺愛モード」
明日香「これがないとファミーユって感じがしないもんね」
お前ら楽しそうだなww
○11/4 二度目の宣戦布告(玲愛強制)
ファミーユの激安価格設定に驚く玲愛。「本気で頑張れ」と玲愛に言われたから、その通りにしたんだ言う仁。ちょっとカッコイイぞ。
仁「ありがとう・・・花鳥さん」
素直にありがとうを言われて、ついつい照れる玲愛。玲愛が仁を気になり始めたのはいつからなんだろう。既に脈ありな感じに見えるのだが。
恵麻の旗振りでダンピング作戦を敢行するファミーユ。ケーキ全品200円。従来価格の50%オフという投げ売りお買い得プライス。国際通商だったら貿易摩擦で国際問題になるレベルだぞ。
恵麻「具体的な目標を立てるわ。販売数でキュリオを上回るのに1月。売上で上回るのに、もう1月」
仁「ね…姉さん…」
恵麻「倒すわよ、キュリオ。みんな、気合入れて行きましょう」
目標まできちんと立ってて、妙にちゃんとしてるのが恵麻らしくない。仁の思う通り、これは里伽子の差金だろう。もー、結局世話焼いちゃうのか、あの娘は。仕方ないなぁ、里伽子は。
玲愛に恵麻の話をしていて、にやけ顔を指摘される仁。恵麻からもにやけていると言われる。玲愛が指摘したのは恵麻と一緒に働けるからかもしれないけど、恵麻が指摘したのは玲愛にちょっと良いカッコが出来たから出てしまった笑みなんじゃないだろうか。自覚はなさそうだが。
玲愛「何よ・・・美味しいじゃないのよっ」
恵麻のマドレーヌを一口食べての定番セリフ。思わずニヤリ。
○11/6 虫除け(里伽子通常)
里伽子を旅行に誘う初登場キャラの堀部君。同じゼミの仲間らしいけど里伽子の態度は至って冷淡で、仁に対する姿勢とは大違い。
里伽子「あたしが君たちと旅行に行ったところで、何かが得られるとは到底思わないんだけど」
これ言われたら、泣いちゃうかもしれないな。可哀想な堀部。
「仁は大学やめてない。休学するだけよ」
「それにあたしたち、別に切れちゃいないし」
「今日も仁の部屋から直接大学来たの。おわかり?」
まるで仁と交際しているかのような里伽子の口ぶり。って言うか「かのような」じゃないな。これは里伽子は「仁と付き合ってる」と明言している訳で。そんな時に仁がタイミング悪く(?)登場。里伽子が大急ぎで眼鏡を外すのが可笑しい。
里伽子「ちょうど良かった。今日はもう講義ないから一緒に帰ろうよ。晩ごはん作ってあげる。」
仁「いや、お前は…」
里伽子「行くよ仁。じゃ、そういうことで、堀部君」
“『俺の部屋になんて、もう半年も来てないだろ』”
仁は内心で思うわけだが、半年前って六月初旬か。家事があったのが6月18日だから里伽子と仁の仲がピークだった頃、というか、その直後にガタッと溝が出来る訳で。
里伽子「感謝しないわよ。仁が大学やめなきゃ、こんな面倒ごと、起こらなかったんだから」
二人きりになった途端に態度が豹変。どういう気持ちでこれを言ってるんだろうなぁ、里伽子は。仁が大学やめてから男が粉かけてくることが多くなったようだ。
仁が大学にいた頃は、里伽子と仁は公認カップルだったようだ。これは里伽子の作戦で、自分の虫除けと共に仁に虫がつかないようにしてるのと、周囲からの認識に現状を後から追いつけてしまおうという魂胆なんだろうなぁ。
里伽子「そっか…それで、会いに来て、くれたんだ。ふうん…ふぅぅん…」
ファミーユ再建策についてのお礼を言うために会いにきた仁。しらばっくれながらも、仁が来てくれたのが嬉しいのか「ふうん」が弾んでる。
里伽子「でも無駄足だったわね。当方、そのような美談には、一切心当たりがございません」
里伽子「………」←ふふふっ、っていう楽しそうな笑い声
目に見えてご機嫌な里伽子は往復30分の無駄足をして駅まで仁を送る。
仁は、自分が会いに来たから里伽子の機嫌が良いんだ、ってところまでは理解できている。それは勿論、仁にとっても嬉しいのだが、「また俺が誤解する」と内心は複雑。誤解じゃないけどな、それ。
○11/7 まぁでっかいケーキ(恵麻通常)
恵麻の仕込みを手伝う仁。たかが卵の泡立て要員と侮るなかれ。電動泡立て器は言語道断らしい。
恵麻「大きい方が良いに決まってるじゃない。」
仁「だから、その、お好み焼き屋のおばちゃん的な思想はやめてくれよぉ」
ワンホールの六等分を200円で売ろうとする恵麻。お好み焼き屋のおばちゃん、という例えは言い得て妙である。洋菓子職人のお高く止まった感がない恵麻。
かすり「・・・水がいらなすぎて入っていけない」
水入らずは油に水が混ざっていないという意味からの言葉。
つまり、恵麻と仁が混ざって油になっちゃうんですね。洋菓子店だからバターか?エロいなぁ。
○11/8 ケーキは売れる。料理は残る。(恵麻通常)
飛ぶように売れるケーキにご満悦の恵麻。焼いても焼いても空になるショーケース。ついつい、堪え切れずに更衣室で笑っちゃうくらい。
恵麻「凄い…凄い。売れてる…わたしのケーキ、めちゃくちゃ売れてるじゃない!」
しかし、こんだけ必死に作っても赤字かトントンぐらいなのか。やはり薄利多売というのは小規模店舗には厳しいな。販売量が安定すれば大きく仕入れて原価を下げることも出来るわけだが。
ファミーユの経営は人件費については少数精鋭で効率良くというブラック企業仕様で、販売は下手すれば売れても赤字の薄利多売方針。体制としてかなり危ないんだけど、これが出来るのは従業員が健康で、安くて美味いケーキに圧倒的な自信があるから。
安くて美味いケーキの販売量は確実に伸びていくはずだから、客を処理するホールの能力とケーキの生産能力とが、十分な利益が出るだけの販売量をこなせるレベルにあるのなら確実に人気店になれるわな。
一方の仁は軽食の注文が少なく、かすり曰く「まかないのおばちゃん」状態。かすりが頼んだ、ナポリタンとエビピラフのハーフアンドハーフを薄焼き卵で包んでケチャップかけた奴って美味しそうだな。
○11/9 いっつも二番目(里伽子重要)
急に仁が来て驚く里伽子。慌てて眼鏡を外す。眼鏡のところを見られたくなかったのか、里伽子の態度が剣呑だ。店は繁盛していて、大学は休学中で、どうしてここに来るのかと尋ねる里伽子。
仁「最低でも週に一回くらいは里伽子に会いたいじゃん?」
不機嫌な顔になる里伽子。でも、割と内心嬉しいんじゃないかと思うんですけどね。いや、冗談っぽいのがむかつくのか。
※里伽子はノートを取るところを仁に見せない。左手が使えなくなって、まともにノートが取れてない。そんなことに気付くはずもなく、仁は里伽子の邪魔にならないように、と席を立つ。
仁「ああごめんなさいよ、その前に一つだけ」
里伽子「…トレンチコートの刑事さんかあんたは」
刑事コロンボ。今はこのセリフ、日本では杉下右京のセリフとしての方が有名ですね。“うちにはカミさんがいないから”って部分から間違いなくコロンボだと分かります。いや、仁、お前のかみさんは目の前の女性だ。
礼として水曜日に食事を奢りたいと言う仁、心当たりがないという里伽子。里伽子のことをそれなりに分かっている仁は、もうちょっとで墜ちそうだと見て粘る。もうちょっと深い部分まで里伽子のことが分かってたら、お互い苦労しないのにねぇ。里伽子がもう折れる、というところで恵麻から電話。
水曜日は恵麻の月例会があることを思い出した仁。「里伽子は自分が恵麻を優先することに理解がある」と仁は思い込んでいるし、里伽子自身もその思い込みを肯定するような態度なんだけど・・・里伽子さん、机を蹴っ飛ばして教授をビビらす程度にはお冠です。
○11/10 二人は仲良し?(玲愛通常)
定休日、部屋でゆっくりしている仁を尋ねる瑞奈。
瑞奈「いつも玲愛がお世話になってます~」
仁「してない、全くしてない」
多分即答だったんだろうな。こういうやり取りを見ると、主人公にもボイスが欲しくなる。僕は基本的に主人公のボイス賛成派です。玲愛がファミーユを褒めてたという情報を仁に流す瑞奈。背後に玲愛が迫っていることを気付きもせず「ジュリエット花鳥」とか言ってしまっているが。
玲愛「ハムレット川端・・・あなたに生か死か、選ばせてあげるわ・・・」
シェイクスピアは基礎教養ですよね。「川端~、後ろ後ろ~」はドリフです。志村けんの後ろから幽霊が迫るコント。
瑞奈「アイコンタクトで脅迫?やっぱり、通じ合っちゃってるんですね~」
この人、玲愛の怒りを買いながらも手を緩めない。なかなか勇敢だな。
仁からリンゴを奪い、齧ってから一言
玲愛「わらひがあんらやはみ~ゅをみろめらことらんて、ほれっぽっひもらいんらからねっ!」
これ、全然喋れない状態で憎まれ口を叩く玲愛が可愛いってことで良いのか?
○11/10 月例会(恵麻強制)
月に一度、姉弟の会食。恵麻は「デート」なんか言っちゃってるし、仁くんに腕絡ませてるし・・・なんだかなぁ。
仁が高村家の養子になって、来年1月で10年。両親を事故でなくし、歳の離れた兄と二人きりになった仁は母親の兄に当たる高村の家に引き取られた。そこの娘が、彼の従姉で初恋の人だった恵麻。
恵麻「今日からは…本当の、お姉ちゃん、だからね?」
それを言われた仁の心中は当然ながら複雑なものがあった訳ですが、一方言った方の恵麻の心中は…?
母から縁談の話。気が進まない様子の恵麻。「中古品だし」と茶化しつつ真面目に考えることを進める仁。いや、中古って言い方は…いや、その…あの…うん。苦笑
「仁くんは、わたしがもう一度お嫁に行っちゃってもいいの?」
「『どんなにいき遅れても、俺がもらってやるから大丈夫』って仁くんが言ってくれたから、今まで次々と断ってきたのに~」
恵麻の問題発言。その中で明かされた仁の問題発言。高校卒業して家を出た恵麻に当時高校入学前の仁が言ったというけど、その年でその姉弟関係ってどうなのよww
恵麻が一度お嫁に行くのも、二度行くのも仁にとっては変わらない。一度とゼロの間には無限に近い差があったけれど。もう恵麻は仁にとって手に入らない存在になってしまっているんだ。
○11/11 むずかし~(かすり通常)
忙しい店内。恵麻が戻ってきただけでは満足せず「里伽子がいたらなぁ」とか思っている仁。おいおい、未練がましいぞ。しかも、これはかすりのイベントだ。
「ちょっと仕上げを任せて欲しい」と恵麻に頼むかすり。下積み二年。いつまでも恵麻のサポートだけしているというのも寂しい物があるのだろう。が、教え下手の任せ下手の恵麻は10秒もかすりの作業を見ていられない。自信喪失気味のかすり。励ます仁。
仁「も、もう紙一重だってば!かなり姉さんの手際と味に迫ってる…と思う」
かすり「その紙はきっと壁紙で、裏側に分厚い壁がくっついてるのよね~」
軽口を叩いてはいるものの、凹み方は深いようだ。
○11/12 第2クォーターエピローグ
仁の居残り仕事。恵麻を付き合わせると悪いから帰るように仁が言う。
恵麻「ごめん、気が利かなかった。そういうことだったんだ~」
恵麻「それじゃあリカちゃん、ごゆっくり~」
ま、恵麻の誤解なんですけどね。里伽子さん流石っす。でも、店に入ってきた時の様子から察するに、里伽子自身も二人きりってのは想定してなかったのかもしれない。いや、或いは照れてるだけ?
店の軽食メニューを端から頼む里伽子。
里伽子「別に時間は気にしないし、毒見要員は沢山いた方がいいんじゃない?」
仁「なんで…」
里伽子「そろそろ頃合かなと思って」
仁「なんの…?」
里伽子「仁が、落ち込み始めるのの、ね」
恵麻のケーキが飛ぶように売れる一方、今一つ売上を伸ばせない軽食メニュー担当の仁がそろそろ悩み始める頃だと読んだ里伽子。仁のこと、何でも分かってるんだなぁ、この人は…。
“姉さんと里伽子の間には、ときどき、俺の入り込めない“秘密”が存在する。”
里伽子が恵麻に助言した件について仁は内心で言ってるんだけど、この“秘密”の部分をもうちょっと膨らましてくれたらシナリオ的にもっと面白かったのかなぁ、って思ったり。里伽子と恵麻との間にどんな遣り取りが存在していたのかは気になるところ。
里伽子「そんなに料理したい?」
仁「いや全然」
里伽子「………」
仁「別に俺、料理が趣味な訳でも、得意な訳でもないしなぁ…」
里伽子「そのくせ負けず嫌いなんだから…」
仁「ケーキが採算取れない以上、軽食で稼ぐしかないと思わんか?」
里伽子「で、本音は?」
仁「何でみんな俺の作ったものを食わないんだよ!」
ちょっと長いけど丸ごと引用してしまった。軽ーく仁の本音を引き出してくる里伽子。仁にもボイスがあればここのテンポも素晴らしく良かっただろうに。やはり主人公ボイスがあるという一点だけをとってもダメ恋は素晴らしい。
里伽子は食べる姿を仁に決して見せようとしない。それには深ーい、深ーい理由があるわけですが。仁は気付かない。それを不審がって金たわしを火にかけながらフロアを覗き見た仁は、眼鏡をかけて食べている里伽子を目撃する。
仁が戻ると、里伽子は眼鏡を外していた。里伽子は眼鏡を掛けてるところを仁に見せない。仁はそれを“俺に対して飾ろうって思ってくれてる”と感じる訳だけれど、どうなのかな。その点については、多分そうなんだろうな。
無理をさせないようにゆっくり作ると言う仁。少し戸惑って、少し嬉しそうな里伽子。くそぅ、可愛い。
散々仁の作ったものを貶した後、黄金チャーハンを食わせろという里伽子。思い出の品ですから、別腹ですよね。仁としては里伽子がそう言ってくれるのが嬉しいような、でも、今の二人の関係からすると複雑なような。
夏海経理・企画・営業部長の提案により、オムライスとカルボナーラとタマゴサンドの卵縛りメニューへ変更。
今日はここまで!!
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丸戸史明のHERMIT作品「ままらぶ」
ちょっと電波っぽいOPテーマから始まり、本編へ。この曲、何度も聞いてるうちにすげー良い曲に思えてくる。あ、PVがyoutubeにあったので上げておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=0O8xbEcemRQ
フローリアス樹ヶ丘というマンションの五階に住む、近所付き合いの濃厚な三部屋七人の物語。取り敢えずキャラ紹介を。
501号室 秋月家 かおりが一人暮らし
502号室 桜木家 昭と浩二で父子二人暮らし
503号室 藤枝家 涼子と小雪で母娘二人暮らし
主人公 桜木浩二
高校三年生。樹が丘学園のエース右腕で、全国区の強豪港明高校を完封するなどなかなかの選手だったらしいが、肩の故障で野球を諦める。五年間思い続けたお隣の未亡人藤枝涼子と半年前から付き合い始めた。
藤枝涼子 CV:まきいずみ
若々しい容姿を保ち続けている脅威の40手前。年齢について言及されると怒る。ウェディングドレスのデザイナーをやっている。おっとりした性格の優しい母で、浩二にとっては母代わり。浩二との交際を始めてからも母親的な態度を崩さない。酒に弱い。
まきいずみの神懸り的な演技が光る。
藤枝小雪 CV:韮井叶
高校二年生。いわゆる「お隣の世話焼きで口うるさい幼馴染」であり、五年来浩二に片思いを続けている。浩二と涼子は彼女の気持ちに全く気付いていない。酔うと泣きながら説教をする。基本的には健康で健全で真面目な性格だが、浩二が絡むことになると見境がなくなる。
韮井叶=乃田あす実だよね?ってことは「ショコラ」の香奈子さんと同じ声優さんか。演技の幅広いなぁ。
秋月かおり CV:一色ヒカル
帝王大(!?)の学生で浩二の家庭教師で売れっ子の官能小説家。
朝に弱く、活動性が低く、下着にワイシャツ一枚という裸同然の格好で五階をうろうろしている。色気担当。ポジション的には浩二の姉。常に面倒くさそうだが泰然自若としているが、鋭い洞察力を持っており浩二と涼子の関係にいち早く気付く。
一色ヒカルが嬉々として淫語を読んでるのが良い。
菊永瑠璃 CV:茶谷やすら
浩二の親戚の中学三年生。美都子と同い年か…。
樹ヶ丘に来るまでは桜木家とは近所付き合いがあり、浩二の弱みを握っては奴隷扱いしていた。養父に虐待されて家出してきたという狂言で藤枝家に転がり込む。普段は内気で可愛いらしい少女を演じている。かおりと並ぶ切れ者。
クリスティーナ・ホステトラー CV:カンザキカナリ
秋月家に居候しているアメリカ人。浩二の父である昭とクリスの母であるスーザンとの約束により、浩二とはフィアンセ。能天気な性格でカタコトの怪しい日本語を操る。ハンバーガーチェーンのリーディングカンパニー「マクドウェル」の総裁の娘。すぐに銃を撃つのが悪い癖。
桜木昭 CV:胸肩腎
浩二の父親。アメリカっぽい軽いノリで女にだらしない性格。女性を見たら口説きにかかる。何故かやたらモテる。国際的なビジネスマンを自称しているが何やってるのか良く分からない。締める所を締めるので良い父親な感じに思えてしまうから怖い。
ダメ恋の熊崎と同じ声優。
システム的には中心に涼子ルートがあって、選択肢次第で他のヒロインのルートへ分岐していく感じです。
アメリカンホームコメディドラマっぽく、お客さんの笑いが入ります。OFFにも出来るけど雰囲気を楽しむために是非そのままでやってほしい。他にもブラウン管フレームとか、各話のタイトルコールがあったり、各話にOPとEDがあったりとかテレビっぽい。
丸戸史明のシナリオなのでテンポの良いウィットの利いた遣り取りで話が進みますが、この作品の一つの特徴として「元ネタが分からないネタが多い」ってことでしょうか。基本的にアメリカっぽいネタが多いんですけど「アンクルトムの小屋」とか「スターウォーズ」とかならまだしも、アメリカのTV番組ネタは「大草原の小さな家」と「お熱い二人」しか分からなかった。
分かったものだと高村光太郎や石川啄木みたいな文学物から、ドリフ、吉本新喜劇、メタルギア、ゴルゴ13、ウルトラセブンと幅広い。あと、丸戸大好きな高橋留美子ネタも豊富。
ネタが通じるかどうかという点で言うと、ダメ恋辺りだともう少し匙加減が上手くなっている気がする。やはりネタってのは通じてこそってところがありますからね。でも、とにかく面白いです。僕の文章でどれだけ伝わるか分かりませんが、是非やって頂きたい。この作品が廉価版で2800円は安い!取り敢えず、今すぐ「世界で一番NGな恋」と合わせてご注文を!!
と、まぁ、それはさておき、これから各ヒロインごとに一本ずつ記事を書いていきたいと思います。お読みいただければ幸いです。
さて、ついに来ましたよ、里伽子編。
全体の総括という意味も込めて、プロローグから全部書いていきたいと思います。文字数、また多くなると思いますが、よろしくお願いします。
○プロローグ
結城誠介からの電話。シャワーシーン。この辺はショコラのスタイルを踏襲。ファミーユをブリックモールに出店しないか、という話。悪質なセールス電話のようなスタイルなのはご愛嬌。
三つの位牌に手を合わせて、それから低血圧な恵麻の世話を始める仁。恵麻と仁がどんな関係かという面倒臭い説明が挟まる。仁と恵麻は血縁上は従姉弟であり、仁が恵麻の家の養子に入ったので法定血族たる姉弟であり、仁の実兄である一人(故人)と恵麻が結婚したので姻族たる姉弟でもある、と。
恵麻「ファミーユは“あの日”をもちまして、閉店させていただきました」
仁「姉さん…」
恵麻「長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。」
ブリックモールへの出店に前向きな仁。頑なにそれを拒む恵麻。ファミーユ跡地へ足を運び、ファミーユ復活への決意を固める仁。
説得~里伽子編~
里伽子「無駄」
速攻で否定される仁の決意wwここの演出、大変素晴らしい。暗転の間に15時間は経っていたらしいけど。
ファミーユ再建なら自分より先に恵麻を説得しろと言う里伽子。
里伽子「あんたのテクニックで骨抜きにするもよし、若さに任せて暴走するもよし、力と技でくるくる回すもよし。」
仁「父よ、母よ、兄よ、今の発言どう思う?」
仮面ライダーV3は僕が最も好きなライダーなんだけど、てか、里伽子は何を言っているんだww
里伽子の紹介。
“冷静に、冷徹に、冷たく、冷っこく言葉を紡ぐこの女”と仁は言っているが、いやいや…。大学のオリエンテーションの時に知り合って、その時から親しくなって早三年だとか。
里伽子「弱いね本当に。恵麻さんのこととなると」
恵麻「俺の姉さんだ。弱くて何が悪い」
里伽子「あたしに威張られても知らない」
この時、表情が不満気なのが全部終わってからだと良く理解できる。
※パンフレットに極限まで顔を近づける里伽子。最初は気付かなかったが、左手が使えなくなってコンタクトが入れられないから良く見えないんだよね。
お昼を食べない里伽子。勿論ダイエットではない。
説得~明日香編~
雪乃明日香
仁が家庭教師をしている教え子。女子校の三年生。胸が大きいww
明日香から質問された問題を里伽子に教えてもらって明日香に教える仁。ダメな奴だな…。しかし、八橋は国立大じゃないのか?受験数学出来てくれよ。
胸が大きくなったと急に言い出す明日香。急に何かと思ったら、新しく制服を作るのだろう、という話。つまりファミーユ復活に協力してくれるということ。明日香はいつだって積極的だ。
明日香「恵麻さんや里伽子さんに捨てられても、せんせには私がいるからね。」
語弊がある言い方だけど、この子の場合狙ってる可能性も否定できない。明日香の優しさに目頭が熱くなる仁。頼もしいなぁ、明日香。
説得~かすり編~
涼波かすり
ファミーユのパティシエール兼ホールスタッフ。何でもこなすユーティリティプレイヤー。これだけだと、真面目な器用貧乏タイプをイメージするんだけど、彼女は全然そんなことはない。軽いノリのてきとーなお姉さんって感じ。貧乳キャラ。ちなみに歴史ある和菓子屋の娘。
仁「かすりさんをください」
京都にあるかすりの実家を訪ねて、姉の紬に冷たくあしらわれながら出た一言。もの凄いベタだけど、こういうのが一番面白かったりするので仕方ないね。すっかりかすりの男だと勘違いされた仁。父親源一郎の癇癪を喰らう。
かすり「駆け落ちに決まってんじゃない。男が一度決めたんなら、何があってもやり遂げなさい。」
と、言うことで駆け落ちさせられる仁。災難だな。
さて、取り敢えず三人揃ってこれから頑張ろう。取り敢えずオープニングスタッフをもう少し集めなければ、というところで里伽子からの電話。
里伽子「諦めなさい。勝ち目、ないから」
仁「何言ってんだよ、急に?」
里伽子「今まであたしの指示に間違いがあった?」
ファミーユの目の前にキュリオが出店することを知らされる仁。で、キュリオとファミーユについての回想。翠が出てきて俺得。
仁「…アンティークメイド喫茶?」
里伽子「おっしゃる通りですご主人様」
仁「黙れ奥様。…って、へぇぇ、これが」
里伽子は仁の嫁もとい奥様、っと。ごめん、それだけww
ファミーユはキュリオを模倣した喫茶店。つまり、二番煎じ=second brew。オリジナルであり、圧倒的なブランド力を誇るキュリオを目の前にして勝ち目はあるのか?
里伽子「キュリオには勝てない…いえ、最初から勝負にならない」
重い足取りで帰宅した仁を待っていた恵麻。仁は夕飯オムライスなら作るけどなんて言って怒ってるっぽい様子に気付かないふり。本気で怒っている恵麻は仁を正座させる。
恵麻「説明しなさい」
仁「まずはチキンライスを作るんだけど…鶏むね肉とたまねぎとピーマンをサイの目に切って…」
恵麻「こら」
仁「いてっ」
恵麻「誰がオムライスのレシピを説明しろって言ったのよ?」
仁「やっぱ卵は半熟だと思うんだけど、どうかな?」
このギャグ、とても好き。怒った恵麻に叩かれて、痛がらないと怒られるからって、取り敢えず痛がる仁が可愛い。休学して授業料を開店資金に当ててファミーユ復活を図ったことがバレたらしい。
恵麻「私には・・・ここにいない人よりも、今、目の前にいる人の方が大事なの。」
仁はこの点の理解がちょっと足りてない節がありますよね。でもそれは、何でも出来て、自分の初恋の人の夫にまでなってしまった兄一人に対するコンプレックスの深さということなのかもしれない。里伽子や恵麻の説得にも関わらずファミーユを復活させると言って引かない仁。
ファミーユ本店がなくなってしまった経緯が説明される。放火で燃えてしまったファミーユ。日付が6月18日なのには意味があるのかな。この点をまだ考えたことがなかったから後で考える。
兄が作ったファミーユを自分が復活させるんだ、と仁は退かない。
完成したブリックモールを訪れ、自分の店を見に行く仁。
由飛の歌う「つまんない恋」が聞こえてくる。この歌、僕が里伽子好きだからか、仁と里伽子を歌ってるかのように思えるけど、多分他のヒロインが好きなら他のヒロインとの曲に聞こえるのかもしれない。
里伽子も店に来ていた。ファミーユのアイデアを見つけたのも、内装を手がけたのも、彼女なんだよな。思い入れが深くないはずがない。仁もそれが分かってるから、里伽子に無駄だって言われたくないんだよね。
帰り道。
里伽子を飲みに誘ったら“けんもほろろに断られた”仁。けんもほろろってなかなか使わないなぁ。
忘れ物をして店に戻ると、なぜかいる由飛。いや、誰よあんた。どう考えても怪しい、ファミーユ店員志望の由飛。歌声に負けて採用してしまう仁。おいおい、店長大丈夫か。
○10/10 第1クォータープロローグ
オープン前日の採用。夜を徹しての新人研修。ぼろぼろの仁はやってきたかすりに店を任せて、取り敢えず身支度を整えに店の外へ。
『天敵』花鳥玲愛との遭遇。
初対面から厳しい言葉を浴びせてくる玲愛。確かに、キュリオの店員である玲愛からしてみると「堂々とコピーを目の前に出店してくるとは」って感じでしょうから無理もない。売上勝負をすることになってしまった仁。いや、正直厳しいって…。
お約束、玲愛の忠告その1
「身だしなみは整えろ」
玲愛が「あ、それと…」って言う時の感じだけちょっと優しくて、これは彼女の優しさの発露と見て良いんだろうか。
朝礼
明日香「てんちょのえっち…里伽子さんに言いつけてやるー」
仁が由飛と手を取り合っていたのを目撃た明日香はそれを咎める。里伽子に言いつけるのは、正しいような、正しくないような。いや、でも、正しいな。
出会って恐らく半日近く経っているのに、名前をやっと聞いた仁。「由飛くん」という妙な感じの呼び方に。由飛ちゃんで良いじゃねーかよ。ダメなのかよ。
ファミーユで仁が「打倒キュリオ」のスローガンを発表している時、キュリオでも玲愛が「打倒ファミーユ」のスローガンを発表。何だかシンクロするんだよなぁ、仁と玲愛。
○10/10 いきなり配置転換(由飛強制)
開店早々行列を作りつつ、しかもスムーズに客を処理していくキュリオ。一方のファミーユは客が捌けないせいで行列が…。
原因は由飛。慣れてないということ以上の問題がある模様。由飛がショーケースのとこで働けないのは玲愛から姿を隠しているから、ということで良いんだろうか?
○10/10 怪しき隣人(玲愛強制)
由飛のことを思い出し、彼女の歌を鼻歌で歌ってみる仁。隣のベランダから笑われてしまう。これ、結構恥ずかしいよね。
で、隣人ってのは玲愛な訳です。ベランダ越しの遭遇。お互い仁と玲愛だとは分からず、普通に良い感じに隣人との会話をしたものの、顔を合わせるとすぐ喧嘩に。おいおい。同時に「騙したな」と思ったり「楽しくて良いお隣りさんだと思ったのに」と思ったり、何かとシンクロ度が高い二人。
お約束、玲愛の忠告その2
「煙草は味覚が鈍るからほどほどに」
○10/15 杉沢恵麻初来店(恵麻通常)
変装してファミーユの様子を見に来た恵麻を取材だと勘違いする由飛。期待が大きかっただけに、珍しく凹んでたのが可笑しい。
仁「ごめんね…愉快な姉さんで」
○10/19 成果あり?(かすり通常)
以前の店舗からの常連客を見つけたかすり。
かすり「くくくっ!食べてる食べてる~♪」
笑い方が邪悪である。
常連客が完食して帰ったことを喜ぶかすり。だけど仁はお会計の時に「前の方が美味しかった」なんて言われて、複雑な気持ち。
○10/23 憎みきれないろくでなし(由飛通常)
タイトルは沢田研二のシングルから
まだまだ未熟者の由飛は注文を間違えることもしばしば。しかし「こちらのメニューも試してみませんか?」なんて言って押し切っちゃう辺りが何とも…。ショコラでも美里が似たようなことやってたっけ?
かすり「このまま使い物にならなかったとしても、仁くんが責任取るのよね?」
仁「責任ってどうやって?」
かすり「リカちゃんとはちゃんと話しなさい。場合によっては慰謝料も…」
どうやら、かすりの中では本妻里伽子に愛人由飛みたいな感じらしい。あながち間違っていないような、そういう問題じゃないような。
○10/25 隣は何をする人ぞ(玲愛通常)
キュリオを覗き込む玲愛。その玲愛が気になって話しかける仁。
玲愛「言っておくけどね、私は、あんたの店がどれだけ繁盛したところで、痛くも痒くもないんだからね」
別にそういう話題ではないのだが、てか何故ツンデレテンプレなんだ。いや、当時はツンデレテンプレなんて存在しなかったのか?そうだよな、花鳥玲愛はパイオニアの一人だからな。
玲愛は明らかに由飛が気になっているのだが、はっきりものを言わないからいつもと違って噛み合わない。
お約束、玲愛の忠告その3
「スタッフを増やせ」
妙に親切なんだよな、この辺のお節介は。
○10/27 開店祝い(里伽子通常)
大学に急に現れ、急に里伽子を食事に誘う仁。油断してメガネをかけていた里伽子は慌てて一旦逃げてメガネを外す。そんなにメガネ姿を見られるのが嫌かね…。
里伽子「あれ?仁、どしたの?」
一度、あからさまに逃げながら何食わぬ顔をする図太さは好きです。で、昼食の誘いには乗ってくれたものの里伽子は食べない。相変わらず昼は抜いてるんだとか。ダイエット…ねぇ。
仁の昼食は天津飯とオムレツと生卵。卵ばっか食ってる王様の絵本ってなかったっけ?天津飯に生卵をかける仁の食事風景に気分悪そうにする里伽子。
食事前に死んだ両親と兄にお祈りしてから食べ始める仁。里伽子がそれに言及したせいで言い合いになってしまう。
里伽子「結局さ…今いない人や、遠くにいる人より、すぐ近くにいる人の方が大事なんじゃないかな」
仁「どっちも大事なんだよ。相変わらずなんつ~か、乾いたこと言うなぁ」
里伽子「情に流されると、ロクなことにならない…」
里伽子と仁の言い争いの八割を占めるこの話題。初プレイの時はさらっと流してたけど、このゲームで一番大事な争点。里伽子BADを見た後なら「あー」と深く納得するんじゃないだろうか。
知恵を借りようと思ったものの切り出し方をミスって失敗。まだまだだなぁ、仁くんは。
○10/31 土下座(玲愛重要)
売上勝負に負けて、というか負けたことを確信して土下座をしにきた仁。モップがけを丁寧にやってる玲愛を見て、尊敬の念を抱く仁。敵ながらあっぱれとしか言いようがないよな。こんだけ頑張ってたら。
あんなに言い合いをしたものの、実際に相手が土下座するとなると戸惑う玲愛。
玲愛が「そうやって、簡単に頭を下げる男なんて、信用できない」と言うのは全くの方便で、要はこの子は優しい子なのだ。
仁「簡単に約束を反故にする人間に育てられてない」
育てられて、というのは仁が家族の存在があって自分の存在があることを意識している証拠だな。
瑞奈はこの場面をどう見たら笑顔で「・・・・ごゆっくり」なんてセリフが出るんだろうwいや、あながち間違ってないのかも知れないけれども。
玲愛「『頑張った』って言えるのは、結果が伴った時だけよ」
彼女のセリフは若い割に深い。高卒で働いてる叩き上げだからなぁ。
お約束、玲愛の忠告その4
「本気で頑張ってない。まだ、なりふり構っている」
玲愛の忠告はいつも正しい。罵倒されるよりもずっと仁には堪える。
玲愛からライバルへ一杯の紅茶と「お疲れ様」の言葉。この優しさが、自分の至らなさを痛いほど実感した仁には辛い。悔しい。
○11/3 第1クォーターエピローグ
初月から赤字。大ピンチ。
『大学で学んだことは実社会では役立たない』と仁は思っているが、いや、世界的な小麦の値上がりやバターの品薄を理解する上では経済学部の授業は役に立つんだ。要は、経済学部で学んだ内容を活かすにはファミーユの経済規模が足らないだけであって、ファミーユが全国展開する巨大チェーンになれば…。ま、なるまでが大変なんだけどww
仁は打開策を知っている。里伽子と恵麻が戻ってくればファミーユは全力を出せるのだが、仁はそれを選べない。王と飛車が足らないって表現をしているが、どっちが王でどっちが飛車なんだろう。大切なのは恵麻、頼りにしてるのは里伽子という基準からすると前者が王で後者が飛車か?あぁ、でも、ケーキが売り上げにとって大事なんだから飛車は恵麻?
ブリックモールの守衛から電話。
何故かブリックモールに乗り込んでいる恵麻。
仁「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
謝りまくる仁。ごめんなさい×3って理くんのイメージ
恵麻「弟の仕事場を見に来た・・・ってのはダメ?」
仁「前に来てたじゃん」
恵麻「ほら、あの時は色メガネで見てたから」
サングラス越しに見ることを「色メガネで見てた」とは言わんぞ。
杉澤恵麻、ファミーユへの復帰宣言。かすりの制服を借りた訳だが、胸はきつくなかったんだろうか。恵麻は明日香に次いでランキング二位のはずなんだが。
里伽子「やっと始まったね・・・仁」
恵麻が復帰したファミーユを見守る里伽子。お前、情に流されてるぞ、と思ったけど、仁への愛情に流される分には良いのか、この人は。
今日はここまで!!
全体の総括という意味も込めて、プロローグから全部書いていきたいと思います。文字数、また多くなると思いますが、よろしくお願いします。
○プロローグ
結城誠介からの電話。シャワーシーン。この辺はショコラのスタイルを踏襲。ファミーユをブリックモールに出店しないか、という話。悪質なセールス電話のようなスタイルなのはご愛嬌。
三つの位牌に手を合わせて、それから低血圧な恵麻の世話を始める仁。恵麻と仁がどんな関係かという面倒臭い説明が挟まる。仁と恵麻は血縁上は従姉弟であり、仁が恵麻の家の養子に入ったので法定血族たる姉弟であり、仁の実兄である一人(故人)と恵麻が結婚したので姻族たる姉弟でもある、と。
恵麻「ファミーユは“あの日”をもちまして、閉店させていただきました」
仁「姉さん…」
恵麻「長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。」
ブリックモールへの出店に前向きな仁。頑なにそれを拒む恵麻。ファミーユ跡地へ足を運び、ファミーユ復活への決意を固める仁。
説得~里伽子編~
里伽子「無駄」
速攻で否定される仁の決意wwここの演出、大変素晴らしい。暗転の間に15時間は経っていたらしいけど。
ファミーユ再建なら自分より先に恵麻を説得しろと言う里伽子。
里伽子「あんたのテクニックで骨抜きにするもよし、若さに任せて暴走するもよし、力と技でくるくる回すもよし。」
仁「父よ、母よ、兄よ、今の発言どう思う?」
仮面ライダーV3は僕が最も好きなライダーなんだけど、てか、里伽子は何を言っているんだww
里伽子の紹介。
“冷静に、冷徹に、冷たく、冷っこく言葉を紡ぐこの女”と仁は言っているが、いやいや…。大学のオリエンテーションの時に知り合って、その時から親しくなって早三年だとか。
里伽子「弱いね本当に。恵麻さんのこととなると」
恵麻「俺の姉さんだ。弱くて何が悪い」
里伽子「あたしに威張られても知らない」
この時、表情が不満気なのが全部終わってからだと良く理解できる。
※パンフレットに極限まで顔を近づける里伽子。最初は気付かなかったが、左手が使えなくなってコンタクトが入れられないから良く見えないんだよね。
お昼を食べない里伽子。勿論ダイエットではない。
説得~明日香編~
雪乃明日香
仁が家庭教師をしている教え子。女子校の三年生。胸が大きいww
明日香から質問された問題を里伽子に教えてもらって明日香に教える仁。ダメな奴だな…。しかし、八橋は国立大じゃないのか?受験数学出来てくれよ。
胸が大きくなったと急に言い出す明日香。急に何かと思ったら、新しく制服を作るのだろう、という話。つまりファミーユ復活に協力してくれるということ。明日香はいつだって積極的だ。
明日香「恵麻さんや里伽子さんに捨てられても、せんせには私がいるからね。」
語弊がある言い方だけど、この子の場合狙ってる可能性も否定できない。明日香の優しさに目頭が熱くなる仁。頼もしいなぁ、明日香。
説得~かすり編~
涼波かすり
ファミーユのパティシエール兼ホールスタッフ。何でもこなすユーティリティプレイヤー。これだけだと、真面目な器用貧乏タイプをイメージするんだけど、彼女は全然そんなことはない。軽いノリのてきとーなお姉さんって感じ。貧乳キャラ。ちなみに歴史ある和菓子屋の娘。
仁「かすりさんをください」
京都にあるかすりの実家を訪ねて、姉の紬に冷たくあしらわれながら出た一言。もの凄いベタだけど、こういうのが一番面白かったりするので仕方ないね。すっかりかすりの男だと勘違いされた仁。父親源一郎の癇癪を喰らう。
かすり「駆け落ちに決まってんじゃない。男が一度決めたんなら、何があってもやり遂げなさい。」
と、言うことで駆け落ちさせられる仁。災難だな。
さて、取り敢えず三人揃ってこれから頑張ろう。取り敢えずオープニングスタッフをもう少し集めなければ、というところで里伽子からの電話。
里伽子「諦めなさい。勝ち目、ないから」
仁「何言ってんだよ、急に?」
里伽子「今まであたしの指示に間違いがあった?」
ファミーユの目の前にキュリオが出店することを知らされる仁。で、キュリオとファミーユについての回想。翠が出てきて俺得。
仁「…アンティークメイド喫茶?」
里伽子「おっしゃる通りですご主人様」
仁「黙れ奥様。…って、へぇぇ、これが」
里伽子は仁の嫁もとい奥様、っと。ごめん、それだけww
ファミーユはキュリオを模倣した喫茶店。つまり、二番煎じ=second brew。オリジナルであり、圧倒的なブランド力を誇るキュリオを目の前にして勝ち目はあるのか?
里伽子「キュリオには勝てない…いえ、最初から勝負にならない」
重い足取りで帰宅した仁を待っていた恵麻。仁は夕飯オムライスなら作るけどなんて言って怒ってるっぽい様子に気付かないふり。本気で怒っている恵麻は仁を正座させる。
恵麻「説明しなさい」
仁「まずはチキンライスを作るんだけど…鶏むね肉とたまねぎとピーマンをサイの目に切って…」
恵麻「こら」
仁「いてっ」
恵麻「誰がオムライスのレシピを説明しろって言ったのよ?」
仁「やっぱ卵は半熟だと思うんだけど、どうかな?」
このギャグ、とても好き。怒った恵麻に叩かれて、痛がらないと怒られるからって、取り敢えず痛がる仁が可愛い。休学して授業料を開店資金に当ててファミーユ復活を図ったことがバレたらしい。
恵麻「私には・・・ここにいない人よりも、今、目の前にいる人の方が大事なの。」
仁はこの点の理解がちょっと足りてない節がありますよね。でもそれは、何でも出来て、自分の初恋の人の夫にまでなってしまった兄一人に対するコンプレックスの深さということなのかもしれない。里伽子や恵麻の説得にも関わらずファミーユを復活させると言って引かない仁。
ファミーユ本店がなくなってしまった経緯が説明される。放火で燃えてしまったファミーユ。日付が6月18日なのには意味があるのかな。この点をまだ考えたことがなかったから後で考える。
兄が作ったファミーユを自分が復活させるんだ、と仁は退かない。
完成したブリックモールを訪れ、自分の店を見に行く仁。
由飛の歌う「つまんない恋」が聞こえてくる。この歌、僕が里伽子好きだからか、仁と里伽子を歌ってるかのように思えるけど、多分他のヒロインが好きなら他のヒロインとの曲に聞こえるのかもしれない。
里伽子も店に来ていた。ファミーユのアイデアを見つけたのも、内装を手がけたのも、彼女なんだよな。思い入れが深くないはずがない。仁もそれが分かってるから、里伽子に無駄だって言われたくないんだよね。
帰り道。
里伽子を飲みに誘ったら“けんもほろろに断られた”仁。けんもほろろってなかなか使わないなぁ。
忘れ物をして店に戻ると、なぜかいる由飛。いや、誰よあんた。どう考えても怪しい、ファミーユ店員志望の由飛。歌声に負けて採用してしまう仁。おいおい、店長大丈夫か。
○10/10 第1クォータープロローグ
オープン前日の採用。夜を徹しての新人研修。ぼろぼろの仁はやってきたかすりに店を任せて、取り敢えず身支度を整えに店の外へ。
『天敵』花鳥玲愛との遭遇。
初対面から厳しい言葉を浴びせてくる玲愛。確かに、キュリオの店員である玲愛からしてみると「堂々とコピーを目の前に出店してくるとは」って感じでしょうから無理もない。売上勝負をすることになってしまった仁。いや、正直厳しいって…。
お約束、玲愛の忠告その1
「身だしなみは整えろ」
玲愛が「あ、それと…」って言う時の感じだけちょっと優しくて、これは彼女の優しさの発露と見て良いんだろうか。
朝礼
明日香「てんちょのえっち…里伽子さんに言いつけてやるー」
仁が由飛と手を取り合っていたのを目撃た明日香はそれを咎める。里伽子に言いつけるのは、正しいような、正しくないような。いや、でも、正しいな。
出会って恐らく半日近く経っているのに、名前をやっと聞いた仁。「由飛くん」という妙な感じの呼び方に。由飛ちゃんで良いじゃねーかよ。ダメなのかよ。
ファミーユで仁が「打倒キュリオ」のスローガンを発表している時、キュリオでも玲愛が「打倒ファミーユ」のスローガンを発表。何だかシンクロするんだよなぁ、仁と玲愛。
○10/10 いきなり配置転換(由飛強制)
開店早々行列を作りつつ、しかもスムーズに客を処理していくキュリオ。一方のファミーユは客が捌けないせいで行列が…。
原因は由飛。慣れてないということ以上の問題がある模様。由飛がショーケースのとこで働けないのは玲愛から姿を隠しているから、ということで良いんだろうか?
○10/10 怪しき隣人(玲愛強制)
由飛のことを思い出し、彼女の歌を鼻歌で歌ってみる仁。隣のベランダから笑われてしまう。これ、結構恥ずかしいよね。
で、隣人ってのは玲愛な訳です。ベランダ越しの遭遇。お互い仁と玲愛だとは分からず、普通に良い感じに隣人との会話をしたものの、顔を合わせるとすぐ喧嘩に。おいおい。同時に「騙したな」と思ったり「楽しくて良いお隣りさんだと思ったのに」と思ったり、何かとシンクロ度が高い二人。
お約束、玲愛の忠告その2
「煙草は味覚が鈍るからほどほどに」
○10/15 杉沢恵麻初来店(恵麻通常)
変装してファミーユの様子を見に来た恵麻を取材だと勘違いする由飛。期待が大きかっただけに、珍しく凹んでたのが可笑しい。
仁「ごめんね…愉快な姉さんで」
○10/19 成果あり?(かすり通常)
以前の店舗からの常連客を見つけたかすり。
かすり「くくくっ!食べてる食べてる~♪」
笑い方が邪悪である。
常連客が完食して帰ったことを喜ぶかすり。だけど仁はお会計の時に「前の方が美味しかった」なんて言われて、複雑な気持ち。
○10/23 憎みきれないろくでなし(由飛通常)
タイトルは沢田研二のシングルから
まだまだ未熟者の由飛は注文を間違えることもしばしば。しかし「こちらのメニューも試してみませんか?」なんて言って押し切っちゃう辺りが何とも…。ショコラでも美里が似たようなことやってたっけ?
かすり「このまま使い物にならなかったとしても、仁くんが責任取るのよね?」
仁「責任ってどうやって?」
かすり「リカちゃんとはちゃんと話しなさい。場合によっては慰謝料も…」
どうやら、かすりの中では本妻里伽子に愛人由飛みたいな感じらしい。あながち間違っていないような、そういう問題じゃないような。
○10/25 隣は何をする人ぞ(玲愛通常)
キュリオを覗き込む玲愛。その玲愛が気になって話しかける仁。
玲愛「言っておくけどね、私は、あんたの店がどれだけ繁盛したところで、痛くも痒くもないんだからね」
別にそういう話題ではないのだが、てか何故ツンデレテンプレなんだ。いや、当時はツンデレテンプレなんて存在しなかったのか?そうだよな、花鳥玲愛はパイオニアの一人だからな。
玲愛は明らかに由飛が気になっているのだが、はっきりものを言わないからいつもと違って噛み合わない。
お約束、玲愛の忠告その3
「スタッフを増やせ」
妙に親切なんだよな、この辺のお節介は。
○10/27 開店祝い(里伽子通常)
大学に急に現れ、急に里伽子を食事に誘う仁。油断してメガネをかけていた里伽子は慌てて一旦逃げてメガネを外す。そんなにメガネ姿を見られるのが嫌かね…。
里伽子「あれ?仁、どしたの?」
一度、あからさまに逃げながら何食わぬ顔をする図太さは好きです。で、昼食の誘いには乗ってくれたものの里伽子は食べない。相変わらず昼は抜いてるんだとか。ダイエット…ねぇ。
仁の昼食は天津飯とオムレツと生卵。卵ばっか食ってる王様の絵本ってなかったっけ?天津飯に生卵をかける仁の食事風景に気分悪そうにする里伽子。
食事前に死んだ両親と兄にお祈りしてから食べ始める仁。里伽子がそれに言及したせいで言い合いになってしまう。
里伽子「結局さ…今いない人や、遠くにいる人より、すぐ近くにいる人の方が大事なんじゃないかな」
仁「どっちも大事なんだよ。相変わらずなんつ~か、乾いたこと言うなぁ」
里伽子「情に流されると、ロクなことにならない…」
里伽子と仁の言い争いの八割を占めるこの話題。初プレイの時はさらっと流してたけど、このゲームで一番大事な争点。里伽子BADを見た後なら「あー」と深く納得するんじゃないだろうか。
知恵を借りようと思ったものの切り出し方をミスって失敗。まだまだだなぁ、仁くんは。
○10/31 土下座(玲愛重要)
売上勝負に負けて、というか負けたことを確信して土下座をしにきた仁。モップがけを丁寧にやってる玲愛を見て、尊敬の念を抱く仁。敵ながらあっぱれとしか言いようがないよな。こんだけ頑張ってたら。
あんなに言い合いをしたものの、実際に相手が土下座するとなると戸惑う玲愛。
玲愛が「そうやって、簡単に頭を下げる男なんて、信用できない」と言うのは全くの方便で、要はこの子は優しい子なのだ。
仁「簡単に約束を反故にする人間に育てられてない」
育てられて、というのは仁が家族の存在があって自分の存在があることを意識している証拠だな。
瑞奈はこの場面をどう見たら笑顔で「・・・・ごゆっくり」なんてセリフが出るんだろうwいや、あながち間違ってないのかも知れないけれども。
玲愛「『頑張った』って言えるのは、結果が伴った時だけよ」
彼女のセリフは若い割に深い。高卒で働いてる叩き上げだからなぁ。
お約束、玲愛の忠告その4
「本気で頑張ってない。まだ、なりふり構っている」
玲愛の忠告はいつも正しい。罵倒されるよりもずっと仁には堪える。
玲愛からライバルへ一杯の紅茶と「お疲れ様」の言葉。この優しさが、自分の至らなさを痛いほど実感した仁には辛い。悔しい。
○11/3 第1クォーターエピローグ
初月から赤字。大ピンチ。
『大学で学んだことは実社会では役立たない』と仁は思っているが、いや、世界的な小麦の値上がりやバターの品薄を理解する上では経済学部の授業は役に立つんだ。要は、経済学部で学んだ内容を活かすにはファミーユの経済規模が足らないだけであって、ファミーユが全国展開する巨大チェーンになれば…。ま、なるまでが大変なんだけどww
仁は打開策を知っている。里伽子と恵麻が戻ってくればファミーユは全力を出せるのだが、仁はそれを選べない。王と飛車が足らないって表現をしているが、どっちが王でどっちが飛車なんだろう。大切なのは恵麻、頼りにしてるのは里伽子という基準からすると前者が王で後者が飛車か?あぁ、でも、ケーキが売り上げにとって大事なんだから飛車は恵麻?
ブリックモールの守衛から電話。
何故かブリックモールに乗り込んでいる恵麻。
仁「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
謝りまくる仁。ごめんなさい×3って理くんのイメージ
恵麻「弟の仕事場を見に来た・・・ってのはダメ?」
仁「前に来てたじゃん」
恵麻「ほら、あの時は色メガネで見てたから」
サングラス越しに見ることを「色メガネで見てた」とは言わんぞ。
杉澤恵麻、ファミーユへの復帰宣言。かすりの制服を借りた訳だが、胸はきつくなかったんだろうか。恵麻は明日香に次いでランキング二位のはずなんだが。
里伽子「やっと始まったね・・・仁」
恵麻が復帰したファミーユを見守る里伽子。お前、情に流されてるぞ、と思ったけど、仁への愛情に流される分には良いのか、この人は。
今日はここまで!!
高い。驚くほど高い。二万円に迫ってる。何なんだ、このプレミア価格は。ちなみに僕は友達に借りてやりました。借りパクして売り払ってしまえば良かっ・・・何でもありません。廉価で再販してくれたら買います。
さて、この巣作りドラゴンですが、結婚するために巣を作るっていう生物界にはありがちな行動を龍がするっていう話で、立派な巣を作らないと許婚に殺されてしまうっていう可哀想な話です。
人里を襲って貢物を得るのが龍の収入源なんで、龍の巣には討伐隊やら冒険者やらが大挙して押し寄せます。その防衛が楽しい。基本的に戦闘は自動なので、巣に罠を張り巡らせたり、モンスターを配置したりして、後は見守るだけ。自分が思った通りにならないことも多いものの、工夫のし甲斐があって楽しいです。だんだんと自分の巣作りのパターンみたいなものも出来てきますし。
次の周に育てたモンスターを何匹か引き継げるので、ヒロインの個別エンドを見るというだけでなく、何度もプレイして損がないゲームだと思います。僕は最大引継ぎの15体を99レベルまでしてしまいました。笑
さて、そろそろキャラの話するか。流石に。
http://shchara.co.jp/04develop/dragon/chara.htm
ブラッド。
主人公。雑種の龍で血筋はいまいち。能力も低めらしい。龍らしく街は襲うし、巣の侵入者に対しては鬼畜の所業(と言っても犯すだけなんですけどね)を働くものの、基本的にはそんなに好戦的ではない。多分、穏やかめな人(人ってか龍)なんだと思う。たまに本能に負けてしまうのはエロゲ主人公だから仕方ない。
リュミス
ブラッドの許嫁。最強の龍らしい。ブラッドの親友の姉で「あいつ、昔から俺に対しては妙に暴力的だよな・・・」みたいなタイプの幼馴染ヒロイン、って言えば通じるだろうか。ほら、いるじゃん、そういうの。所謂ツンデレ。ツンで主人公を殺してしまうこともある困った人。デレがやばい。可愛い。
ユメ
龍殺しの血が入った獣人。龍への生贄に出された際にブラッドを倒しかけるものの失敗。龍殺しは龍の血筋が良いほど威力を発揮するらしい。ブラッドもユメも混血なんで、ブラッドそこにシンパシーを感じたとか何とか。その後、巣の料理番に。家庭的でおっとりした性格。一番簡単に攻略できるヒロイン。
彼女のルートのラストではリュミスと対峙することになる。
フェイ
騎士の娘。お家再興の為に龍狩りに挑む。一撃でモンスターを葬る必殺技を持っている序盤の強敵。戦いに敗れて、犯されて、再度勝負に負けて、忠誠を誓って、いつの間にかブラッドに惚れてる困った奴。真面目なんだけど天然入ってる。
ルクル
ブラッドが巣を作っている小国の王女。龍を利用した国防を画策している。誘拐されて、犯されて、いつの間にかブラッドに惚れてる困った奴(またか) 偉そうなツンデレ。口実を作りをしなければブラッドのところに通えない見栄っ張りなところが可愛い。
クー
魔族。ギュンギュスカー商会からブラッドに派遣されてきた執事?クーにお金を払って巣の改築やモンスターの雇入れをやってもらうシステムなのでブラッドとはいつも一緒。胸が慎ましい。お金を沢山貯めると個別エンドが出る。
ドゥエルナ(ライアネ)
ブラッドの元許嫁。行方不明で婚約解消。記憶を失って龍狩りの魔術師をしている。ブラッドに捕らえられて記憶を取り戻す。リュミスに比べると随分大人しい性格。
個人的にはリュミスとルクルが好みだけど、まぁ、あんまり物語とか関係ないゲームです。でも、クーとメイドたちの遣り取りとか、結構小ネタは面白いし、ユメルートのエンディングとか結構良いし、デレたリュミスやデレたルクルは可愛いし、物語とかどうでも良いとは言うものの、結構良い。
取り敢えず、三日間徹夜みたいな形でやってCGやらイベントやらをコンプしました。三日徹夜したくなってしまうゲームだったのは確か。でも、2万円近く出して買いたいかというと・・・
あ、そういえば、巣作りドラゴン関係無いですけど、
「パルフェ エロ画像 かすり」
って検索フレーズでお越しになったお客様がいらっしゃいました。かすりかwwよりにもよってかすりかwwwいや、かすりさんをdisるつもりは全然ないんですけどwwwだってwwww
エロ画像なくてごめんなさい。
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次の周に育てたモンスターを何匹か引き継げるので、ヒロインの個別エンドを見るというだけでなく、何度もプレイして損がないゲームだと思います。僕は最大引継ぎの15体を99レベルまでしてしまいました。笑
さて、そろそろキャラの話するか。流石に。
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ブラッド。
主人公。雑種の龍で血筋はいまいち。能力も低めらしい。龍らしく街は襲うし、巣の侵入者に対しては鬼畜の所業(と言っても犯すだけなんですけどね)を働くものの、基本的にはそんなに好戦的ではない。多分、穏やかめな人(人ってか龍)なんだと思う。たまに本能に負けてしまうのはエロゲ主人公だから仕方ない。
リュミス
ブラッドの許嫁。最強の龍らしい。ブラッドの親友の姉で「あいつ、昔から俺に対しては妙に暴力的だよな・・・」みたいなタイプの幼馴染ヒロイン、って言えば通じるだろうか。ほら、いるじゃん、そういうの。所謂ツンデレ。ツンで主人公を殺してしまうこともある困った人。デレがやばい。可愛い。
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ルクル
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ドゥエルナ(ライアネ)
ブラッドの元許嫁。行方不明で婚約解消。記憶を失って龍狩りの魔術師をしている。ブラッドに捕らえられて記憶を取り戻す。リュミスに比べると随分大人しい性格。
個人的にはリュミスとルクルが好みだけど、まぁ、あんまり物語とか関係ないゲームです。でも、クーとメイドたちの遣り取りとか、結構小ネタは面白いし、ユメルートのエンディングとか結構良いし、デレたリュミスやデレたルクルは可愛いし、物語とかどうでも良いとは言うものの、結構良い。
取り敢えず、三日間徹夜みたいな形でやってCGやらイベントやらをコンプしました。三日徹夜したくなってしまうゲームだったのは確か。でも、2万円近く出して買いたいかというと・・・
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あ、過去のプレイ日記に画像を貼ってます。
もし宜しければ見返してみてください。
あんまり枚数入れてないですけど。
さてさて、「この青空に約束を―」やら「フォセット」やら「家族計画」やら、やるゲームが溜まってるんだよなぁ。時間作ってやらないと。
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あんまり枚数入れてないですけど。
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