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~A lack of Magic Point~ エロゲーとか芝居とかについて書いていくブログ。
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ソウル市民の五部作を全部見ることにした。
まず、今日は一作目。89年初演の古い作品。

演出は最近の平田オリザっぽい。結構サービスしてる印象。
山内健司が何か言うたびに客席が沸きまくる。

昔はもっと尖ってたから、全部ぼそぼそ喋ってたんだろうな。四角いテーブルに7つ椅子を並べて、役者の背中を3つ客席に向けたりする辺り、尖ってた頃の名残があるかもしれない。

1909年の漢城がどうだったか知らないから、何がリアルなのかは分かんないけど、夏目漱石とか石川啄木とか与謝野鉄幹とかがネタになってるのは面白かった。

「悪意なき市民たちの罪」ってパンフに書いてあったけど、まさにまさに、多分当時の日本だと一番リベラルでちょっと金があって、朝鮮を好きな人達でも、全然悪気なく差別意識があったりする訳で、軍人が朝鮮人ぶん殴ってるとこを描写するより、余程面白いし恐ろしい、今から見たら愚かですよね。流石は知韓派の平田オリザと言ったところでしょうか。

手品師と手品師の助手は何だったんだろ。俺には分からん。いや、面白かったけどね。特にピンポン玉を山本雅幸がぶちまけるとこ。あ、今調べたら山本雅幸の役、06年に三部作でやった時はサンプルの松井周がやってたんだな。へー。

明日は1919年編を見に行きます。
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プロフィール
名前:ロロ
20年くらい前に生まれて大学生をやっている。法律書を持って家と大学を行き来するのが日課。法律学よりは政治学の方が好き。男性向けエロゲーやったり、BL読んだり、野球見たり、料理したり、演劇したりするのが趣味。好きな作家は丸戸史明と門地かおり。ノルマンディー公の方のロロ。
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