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~A lack of Magic Point~ エロゲーとか芝居とかについて書いていくブログ。
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ソフトハウスキャラのダンジョンRPG「Bunny Black」をご紹介。

ゲーム性のあるエロゲーと言えばここ、と言われるソフトハウスキャラですが、僕は「巣作りドラゴン」に続いて二作目になります。設定の繋がりとかもありまして、なかなか面白い。

まずはあらすじ。以下は公式HPからの引用です。
とある冒険者でかなりHだった主人公ダークスは、“魔王の森”と呼ばれる複数の地下迷宮が入り組む場所の最奥で、魔王に敗れた。瀕死であった彼を救った少しだけ心の優しい魔王に仕える事になり、その手先となった。彼の目的は二つ。魔軍の中での地位を確立し、魔王の傍に仕える事。そして魔王の手先となった彼に襲い来る女達を返り討ちにし、逆に襲う事だ。(彼の性癖はちょっぴり歪んでいた)主人公ダークスは魔物を率い、これまでは攻めるだけの地下迷宮に潜り、侵入してきた冒険者を撃退するのであった。

イメージ的には「巣作りドラゴン」でブラッドに雇われて巣を防衛していた魔物の役を主人公がやる感じでしょうか。


ウィザードリー方式と言えば良いんでしょうか。迷宮の中をうろうろしまして、迷宮に侵入した冒険者や魔王に従わない魔物を倒していきます。


戦闘画面。ダークスは魔物を雇って戦うんですが、これを育てるのが楽しいし、ダークスが功績を上げて階級が上がると、パーティーも充実していきます。


お気に入りの魔物たち。
ロームスはDQのスライムナイト「ピエール」からピエ子と命名。
サキューは東方の紅魔館に出てくる小悪魔の愛称「こあ」。
タイフルはDQ5のベビーパンサーの「ゲレゲレ」から。

魔物ごとに「格」が設定されてまして、パーティーの格の合計がダークスの格を超えない範囲でパーティーを編成できます。この縛りがあるんで、あんまり格が高くて能力が高い奴ばかりを集める訳にもいかず、そこがまた面白いんですよねー。

あ、そろそろヒロインの話もしましょう。

フォーゼロッテ 魔王
人類を脅かしたりとか、そういうことにはあまり興味がない魔王。そんなに悪い人ではない。裏切り者と侵入者には厳しい。物凄い魔力のせいで誰も彼女に触れられなかったらしいが、魔王によって蘇ったダークスだけは大丈夫らしい。物語の途中でロリっ子になる。


シア 冒険者
メインヒロイン?身も蓋もない言い方をすると、魔王からあてがわれたダークスの性欲処理係。当初は魔王の部下になったダークスに敵対的だったが、案外悪い奴じゃないことを実感して段々と情が移ってくる。他の女性に嫉妬したりするのが結構可愛い。ちなみに画像は僕が一番笑った台詞。


ラキア 悪魔
ギュンギュスカー商会の悪魔。迷宮内の流通を一手に握っている。ギュンギュスカー商会の悪魔らしく、お金には厳しい。おばさん呼ばわりするとひどく怒る。


メリル 悪魔
魔王の部下の悪魔で、新しく魔王の部下になったブラッドの教育係を務める。強気だが気配りで心配性。若干ツンデレも入っている。声優が松永雪希なんで、まんまパルフェの花鳥玲愛。絶対狙ってると思うんだけど、あっさり引っ掛かった。お気に入り。作中での扱いはあまり良くない。


エンディングは裏切り者を始末して魔王と夫婦になる、みたいなのが一つしかないのでちょっと寂しいですね。不完全燃焼感があります。他のヒロインのルートもあったら良かったのになぁ。
メリルルートとか!
メリルルートとか!
メリルルートとか!

巣作りドラゴンもストーリーあんまなかったんですけど、それでも少ないなりに味があって良かったし、リュミス可愛かったし。BUNNYBLACKにはもうちょっと頑張って欲しかったなぁ、というのが感想でしょうか。

今日はここまで!
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第3話と第4話について、小雪を中心に書いていきたいと思います。
しかし、検索で来る人の殆どがパルフェなんだよなぁ。ままらぶ人気ないんかなぁ。


第3話「Dear my sinister」
偶然を装ってフローリアス樹ヶ丘に転がり込む瑠璃。小雪を始め、涼子もクリスも人が良いので猫かぶりにコロリと騙される。


小雪「今日はもう遅いから、ウチに泊まっていきなよ」
瑠璃「ぇ?い、いんですか?」
小雪「い~よ、あたしの部屋においで。もしよかったら、何日でもいていいんだから」

良い奴だよな、小雪。その優しい小雪から情報を引き出して浩二の女性関係について探る瑠璃。ランクAのクリス、ランクBのかおりに続きまして…

瑠璃「あの…もう寝ちゃいました?」
小雪「ん?まだ起きてるけど、なに?」
瑠璃「その…それで小雪さんは…お兄ちゃんのこと、どう思ってるんですか?」
小雪「んなっ!?」
瑠璃「………」
小雪「あ、あたしはぁ…あんなヤツのこと、別に、そんな、ねえ?」
瑠璃「………」
小雪「あ、あは、あはははは…だからほら、ねえ?なんてゆ~か、全然…」
瑠璃「…A+」
小雪「…え?」

お目が高い。瑠璃は小雪にA+の高評価。やっぱ幼馴染補正は大きいよな。


瑠璃の計略にあっさり引っかかる小雪。馬鹿可愛い。そして浩二の合同家族会議では、浩二の口先にあっさりと引っかかる小雪。やはり馬鹿可愛い。更に、浩二を庇う涼子の嘘にも簡単に騙される小雪。大丈夫か、この子。


続きまして、夜這い作戦。女性陣の反応がそれぞれ楽しいのだが、小雪には刺激が強すぎたのか言葉少なである。残念。

瑠璃「ごめんなさい小雪さん。実は、小雪さんが眠ってからお部屋を抜け出して、ここに来てたの…毎晩」
小雪「毎晩………毎晩………」

瑠璃としては主たるターゲットをランクSの涼子に定めていた訳で、結果として小雪、クリスは珍しく怒り狂った涼子を止める立場になっている。

で、瑠璃の計略は浩二とかおりの芝居で白日の下に晒される事になる。あぁ、これは物の例えでして、実際は夜なんですけど。クリスと小雪に怒られる浩二。人が良いなぁ、この娘たちは。露骨にほっとしている涼子が可愛い。


第3話のまとめ。女生徒1(由香)と電話で話す小雪。第2話でもそうだったけど、この由香が美味しいキャラなんですよね。

女生徒1「けど桜木先輩ってさぁ、やっぱ尻敷かれ慣れしてたんだね」
小雪「やっぱって何よどういう意味よ?」
女生徒1「いちいちムキになるな、嫉妬深い」

この一言が的確すぎて、もう由香のファンになってしまうよね。確かキャラの人気ランキングでは主要キャラを除くとトップだったんだっけ?



第4話「こちらオータームーン出版社」
瑠璃の支配から解放された代わりにかおりの支配下に入ることになってしまった浩二。フローリアス樹ヶ丘5階の女性陣はそれが不満な様子。

小雪「誰かさんに被らされた無実の罪を晴らすために仕方なく契約を結んだとかなんとか」
瑠璃「性根の腐った奴もいるもんだね」
小雪「あたしの目の前にね…」
瑠璃「家族同然のクリスに向かってなんて酷いこと…涼子さん、小雪の育て方間違えてない?」
涼子「は、はぁ…?」
小雪「あたしはあんたの親にこそその言葉をワゴン価格で進呈したいわよ!」

性悪モードの瑠璃との遣り取りも板に付いてきた小雪。頼もしい。


小雪は前々からかおりに対する警戒心が強いんですよね。


かおりが担当することになったエロゲーのシナリオ。幼馴染とその母親である未亡人、どっちかを浩二が担当することに。ここで幼馴染の方を選ぶと…。

かおり「…ほう?」
浩二「な、なに?」
かおり「いや、結構揺れてるんだなと」
浩二「い、いいい意味わからんぞ!」

実際のところ、浩二は無意識な部分でかなり小雪に惹かれてるんだと思うんですよね。だから第1話でも無意識に口説いてた訳で。でもなぁ、もうちょっと揺れてる感じの描写をしてくれても良いよなぁ。

かおりが「メインヒロイン以外が一番人気なんて、最近じゃ珍しくもない」とか言ってるけど、おい丸戸!って話ですね。里伽子は仁の嫁。

でだ、かおりの引越し騒動とか色々ありましてホテルで缶詰になってるかおりのところへ駆け付ける浩二。出かける時にかおりに正直に言うと「母親としては止める理由がない」と言われる。沁みるねぇ、この一言。

そういえば、涼子は浩二がかおりのところにいることを他言してないのだけれど、これは何故だろう。浩二がどこにいるか分からない状態よりも浩二がかおりと二人きりでいる状態の方が、彼女たちにとっては心配だからだろうか。

三日三晩の強行軍を経て、戻ってきた浩二。説教の一つも、と思ったもののちゃんと浩二が帰ってきたことで甘くなってしまう涼子。


涼子「弱い…わたし、すっごく弱い…」

浩二が帰ってきたから小雪たちに電話しよう、としたもののそちらではなくて梨恵に休みの連絡をする涼子。小雪には悪いとは思いつつ、三日ぶりの二人きりですからね。母親としての態度の間に「女」の顔が見え隠れするのが良い。


今日はここまで!
ちょっと「ままらぶ」をお休みしまして、こちらを。



鷹取迅は凄腕の痴漢。
あらゆる女性を骨抜きにするその技は「悪魔の手」と呼ばれ、業界でも一目置かれる存在だったが、ある時、痴漢狩り組織「レイヴン」に捕らえられ、その技術を失ってしまう。迅は技術を取り戻すため、そして自らが調教した最高の「牝」を痴漢の楽園「最終痴漢電車」のゲストにするために、再度痴漢の世界へ身を投じるのだった。



上の画像は痴漢画面。制限ターンの中でヒロインを落とさなきゃいけないので、ここの戦術もなかなか面白い。この痴漢モードで女性を調教して、完成したら「最終痴漢電車」に乗せる、というゲームです。それだけの説明だと、なんとも普通のエロゲーっぽいんですけど、このゲームは一味違う。

「ただの・・・ただの痴漢さ」

迅は何者なのかと尋ねられた時にそう名乗ります。彼の言葉は無駄に潔く、無駄に渋く、無駄に哲学的です。痴漢をすることによってしか自己を表現できない彼は、常に痴漢によって道を切り開こうとします。何を書いているか分からないと思いますが、だって実際そういうゲームなんだもん。激熱ですよ。



迅は必殺技を持っています。ライトニングチャージ、ラビリンス、デモンズハンドとネーミングも無駄にカッコイイし、その際の迅の台詞も堪りません。厨二病爆発です。なんだこのゲームww


○ヒロイン紹介
調教が完了したヒロインは「最終痴漢電車」に乗せるか、独占するかを選ぶことが出来ます。「最終痴漢電車」では痴漢との乱交が行われますが、独占すれば迅とヒロインのその後を楽しめます。



左から順番に
間宮薫子
迅のお隣さんの女子学生。巨乳のレイヤー。迅が凄腕の痴漢と知って興味を抱き、自分にも痴漢をしろと強請る。何かと迅の世話を焼いてくれる良い娘だが、逸脱っぷりは迅に勝るとも劣らない。迅を「ジンジン」と呼ぶ。

小田切尚美
元グラビアアイドル。青年実業家と結婚して芸能界を引退したものの、主婦に収まれる性格ではないため夜遊びばかりしている。ひどくエロいです。痴漢パートが2回しかないのが残念。

氷室奏
男子校の教師。嗜虐心を満たすために厳しい生活指導を行うが、迅に調教されてマゾが開花。シナリオがちょっと今一つだったかなぁ、と思う。後述の真田忍とちょっと話がかぶちゃってたのも減点材料。

神宮寺悠璃
財閥の箱入り娘で純真無垢な世間知らず。迅に興味を持ち、自分から接近してくる。アナルセックスあり、お漏らしあり、羞恥プレイありと盛り沢山。汚い言葉を言わすプレイが個人的にはヒット。

錦織アリサ
フィギュアスケートの選手。ちょっとツンデレ入ってるけどガードは甘め。声優さんのキャスティングがちょっと気になるものの、キャラとしてはお気に入り。真面目な女の子が振り回されて「あぁっ、もうっ!」ってなるの好きなんですよね。

お気に入りなので痴漢シーンの画像貼っときます。

黒滝凛
レイヴンの幹部の一人。迅が与える快感とレイヴンとしての使命感やら色々との間で葛藤するのを見て、ますます気合が入ったプレイヤーも多かったはず。痴漢パートが難しいだけに落とした時の達成感は大きい。意外と抜けてるところがあって、結構可愛い。独占ルートのほっこり感はこのゲームに不似合いなレベルだけど、妙な清涼感が。

凛もお気に入りの一人。

真田忍
IT関連の会社の係長。バリバリのキャリアウーマンで31歳処女。レディコミに妄想手記を投稿するのが趣味という悲しい生活を送っている。最終的にすっかり迅にベタ惚れになっちゃう忍ちゃん可愛い。独占ルートだと妊娠してます。妊娠属性はないつもりなんですが、意外と・・・。
彼女もお気に入りなので最初の方に画像を貼っときました。

錦織小百合
アリサの母で元フィギュアスケート選手。母娘丼です。ごちそうさまです。小百合の話は小百合自身より、母親に手を出されてショックを受けたり、嫉妬したりするアリサが可愛かった。

月詠・星詠
謎のロリショタ双子。ちょっと攻略が難しいけどその分燃える。ロリショタ属性はないもので、そんなに楽しめなかったなぁ。どうせなら20歳くらいの双子にしてくれたら良かったのに。俺得にしかなりませんけど。
てか、この二人は何だったんですかね。最後まで謎。


○総評
アトリエかぐやらしく、エロのボリュームと質は素晴らしいものがありました。痴漢パートの戦略性も熱くなりましたし、性癖開発を混ぜると難易度が上がるのも堪りません。しかし、それだけではただのエロゲー。やはりこのゲームの強みは痴漢で生きる道を切り開いていく迅の突き抜け具合でしょう。痴漢の技術と欲望で以ってレイヴンを壊滅させるラストには感動すら覚えました。これはゲームデザインの勝利と言って良いでしょう。

僕は緻密なシナリオのゲームを愛する傾向にありますが、こういうある種の開き直り、一点突破していくエネルギーを持ったゲームというのも素晴らしいと思います。ちょっとやってみよう、ぐらいの軽い気持ちで始めたんですが、正直感服しました。

さて、第2話です。
小雪メインで見ていくと、一番の見せ場は学校のシーンでしょうか。部分的なコンプレックスを強く刺激された小雪に注目です。


第2話「アメリカン・フィアンセ」
小雪と涼子の買い物で涼子と浩二のデートが潰れ、結局母娘の買い物に浩二が同行する、という第1話の反省が余り活かされていない冒頭。

小雪「なに?何か言った?」
浩二「久しぶりに小雪と外出だからな。どの服着てくか、めちゃくちゃ悩んじまって」
小雪「………」
浩二「あ、いかん…また親父の癖が。こ、小雪、今のは…」


浩二のちょっとした一言で機嫌が激しく乱高下する小雪。無意識で口説いてしまってる責任は重いぞ、浩二。

というところに昭から電話。大切な客人が来るから丁重にもてなせという話をされる。電話口から銃声みたいなのが聞こえることに疑問を覚えていると来客。金髪碧眼でどう考えてもアメリカ人の女の子。


先制攻撃でキスされる浩二。それを見てしまった小雪。小雪が手にしているのは浩二に着せようとしてたTシャツなんですが、日の丸デザインってネトウヨでも着ないだろww



怒りを買ってしまった浩二。合同家族会議と言うか、これは人民裁判か軍法会議か異端審問。冒頭陳述を先ほどのCG一枚で片付ける小雪。分かりやすくて良いww

かおり「その前にさぁ…その娘はどしたの?小雪が窓から突き落とした?」
小雪「してないっ!」

実際、小雪ならしかねない。




「コージのオヨメサンなるべく。やてキマシタ」の一言に驚愕する面々。それを見て、昭の得意台詞。誰の通夜かって、ちょっと早いけど浩二の通夜になるんじゃないですか?嫉妬に狂った女性陣に殺されて。

クリスが昭のフィアンセだという話やら、アメリカの中部に言ってたはずなのに東海っぽい方言で喋ってるとか、クリスが浩二に会いに来たのは昭の息子だからだというような話がありまして。

クリス「アレックスを若くしてカッコよくシタ感じッテ聞いてたデスが…期待通りデス」
小雪「おじさまはともかく…浩二がかっこいい?アメリカ人の美的感覚ってどうなってるの?」
かおり「…小雪が気になった方はそっちか」
小雪「え?」
かおり「な~んでもない」

昭の息子だから浩二に会いに来た、という部分が主なツッコミどころなんですが、小雪が反応したのはこちら。他人が浩二を褒めても貶しても気に入らないのが小雪。

藤枝家親子会議。

ベタな幼馴染路線一直線の一言。
しかし、浩二の恋人である涼子が小雪をなだめる側に回ってるのは親子だから当然のこととは言っても不思議な感じですね。

かおりは浩二に対してもアメリカからはるばるやってきたクリスに優しくしてやれと説く。大人の対応だ。流石は母親兼任。

しかしまぁ、内心は複雑な訳で。



翌日。小雪いじりキャラとして定着しつつある女生徒1(園田由香)と、学校で遭遇する浩二。

女生徒1「小雪のことなんですけど~、昨日、何かありました?」
女生徒1「折角いい雰囲気になったのに役に立たなかったとか」
浩二「なにが!?」
女生徒1「違うんですかぁ、それじゃなんなんだろうなぁ…」

なにがってナニがだよ!

女生徒1「強いていえば、信じていた旦那様に裏切られ、いきなり愛人に家まで押しかけられて茫然自失の若妻のような…」
浩二「正直にどこまで聞いたか白状しろやオラァ!」
女生徒1「…別に何も言ってないし~」

何も聞いてなくてここまで当てられたらエスパーですよ。

女生徒1「本当にどうしたのよ小雪?昨日、何かあったの?折角いい雰囲気になったのに来ちゃったとか」
小雪&浩二「なにが!?」
女生徒1「それだと今日機嫌が悪いのも辻褄があるのよね。つまり二日目の…」
浩二「小雪…お前、友達は選べよ」

ホント、浩二さん仰るとおりで。

小雪「結婚するんだって、“桜木先輩”」
女生徒1「あんたと?あんた以外と?」
浩二「かと言って、その二択はどうかと思うぞ」


いや、この状況で重要なのはその点だろ。小雪のこの状況は、前者ならマリッジブルーだろうし、後者なら嫉妬に狂っているんだろうし。

女生徒1「相手は?鬼娘?未亡人?それとも男女とか」
浩二「宇宙人にも管理人さんにも格闘家にも知り合いはおらん」

丸戸お気に入りの高橋留美子作品集。前から「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」だけど、クリスは服装の感じからしてラムに一番近いか。あと、小雪はらんま1/2の茜ポジションだよね。

小雪「色白で~、バストすっごくて~、けどウエストはキュッと引き締まってて~」
女生徒1「うわ…小雪0勝3敗?」


小雪「金髪で~、胸がおっきくて~、けれど目なんか明るい青で~」
女生徒1「…外国の人?」

小雪「アメリカからはるばるやってきて~、巨乳で~、浩二と同い年なんだけどもうバリバリ働いてて~」
女生徒1「どうでもいいけど、随分と部分的にコンプレックスを刺激されたみたいね」

どんどん園田由香のファンになってしまう。いや、小雪の反応が可愛いってのがここでは大事なんですけどね。しかし、小雪はコンプを持つほどの貧乳なのか?少なくとも立ち絵ではそうは見えない。

クリス「Lunchbox持ってきたネ。That's ハイサイ弁当言いますか?」
浩二「愛妻だ愛妻!」
小雪「愛妻ぃぃ…っ」
浩二「違うっ!俺は弁当の呼称について論じているだけで、決してクリスが愛妻であるなどとっ…」

んー、浩二はクリスの件で小雪が刺激されているのが分かっていながらも、自分が惚れられているとは分かっていない。謎だ。あ、ちなみに「ハイサイ」は沖縄の言葉で「こんにちは」である。



別の日。
梨恵と涼子の会社。

梨恵「でもそうなると小雪ちゃんも大変ねぇ」
涼子「そうね。突然の外国からのお客様だから、どう接していいものか戸惑ってるみたい」
梨恵「いや、そうでなくて…いきなり愛人が本妻ヅラして乗り込んできたみたいなもんだし」
涼子「は?」

小雪の気持ちに涼子が気付いていないというのが小雪にとってはある種の悲劇なんだけど、それで平和が保たれてる部分もあるんで何とも。

梨恵「ねえ?せっかくだから採寸していかない?これだけスタイルがいいとデザインのしがいがあるでしょ涼子」
涼子「ちょっ、ちょっと、梨恵…」
小雪「悪かったわねぇ…デザイナー心を揺さぶらない体型で」

さっきまで小雪を気の毒がっていたものの、面白がってクリスに採寸を勧める梨恵。流石に結婚までされては困る涼子と、もっと根源的な部分で反感を覚えた小雪。いや、体型はしかたないって外国人相手だし。

自宅、学校、涼子の職場と各所で大暴れしてしまったクリスは合同家族会議に。賛成多数(浩二と小雪の二票)により、浩二への接近禁止命令。小雪の賛成票は私怨を感じてしまうけれど、まぁ、仕方ないね。



夕食時になっても買い物に行ったきり帰ってこない涼子。心配(?)するかおりと小雪。

かおり「…かかっちゃったのかなぁ」
小雪「ママはパチンコ玉が換金できることも知らない人なの!」
かおり「小雪、パチンコ玉は換金できないよ。景品と交換するしか…」
小雪「そういう詭弁はいいから手伝ってよ」


このスレまくった会話いいなぁ。しかし、高校生にして「かかっちゃった」の一言でパチンコだと分かる小雪はどうなのかしら、と心配になる。詭弁を言うかおりのというか、一色ヒカルの棒読みが光る。

銀行強盗の人質になってしまった浩二と涼子。説得でどうにか切り抜けたもののクリスが乱入して面倒臭いことに。ぱそな銀行樹ヶ丘支店を廃墟にして解決。


で、お決まりのキス。

小雪の何とも真っ当なツッコミ。しかし、全国ネットだったのか。


クリスと浩二のやや一方的なイチャつきを邪魔するためには、物音を立ててクリスを暴れさせれば良いと学んだ小雪。こうして幼馴染はますます強くなってしまう。頑張れ小雪。


今日はここまで。
さて、ついに来ました小雪編。
個人的には一番のお気に入りヒロインです。
馬鹿可愛い。馬鹿可愛いよ、小雪。

小雪編は量が多くなりそうなので、もう少し小分けにします。
今日は取り敢えず第一話。




藤枝小雪 CV:韮井叶
高校二年生。いわゆる「お隣の世話焼きで口うるさい幼馴染」であり、五年来浩二に片思いを続けている。浩二と涼子は彼女の気持ちに全く気付いていない。酔うと泣きながら説教をする。基本的には健康で健全で真面目な性格だが、浩二が絡むことになると見境がなくなる。
韮井叶=乃田あす実だよね?ってことは「ショコラ」の香奈子さんと同じ声優さんか。演技の幅広いなぁ。


第1話「ファミリー・555」
オープニングからエロシーンで、屈辱の門前発射で、しかも夢だったから無駄射ちで、という残念な感じの主人公、桜木浩二。年頃の男の子が半月も溜めてたら夢精の一度や二度は当たり前ですよ、ええ。いや、分かんないけど。

小雪「浩二~、起きなさ~い」
小雪「開けたわよ~」
浩二「事後報告はやめろ~!!!」

典型的お節介幼馴染である藤枝小雪。特技は部屋のドアを開けてから報告すること。プライバシー権への関心は低め。

小雪「変態~!そんなモン見せるな~!!」
浩二「こんなモン見に来るな~!つかきちんと目を覆え~!!」

年頃の娘さんなんで、まぁ、興味がないわけではないんですよね。大変ベタなんですけど、それがまた良い。いや、僕が小雪好きだから肯定的になってるフシもあるけど。



桜木家・藤枝家の合同朝食。桜木家・藤枝家・秋月家の樹ヶ丘家族連合において父親役の昭から提案。明日土曜日は藤枝家と桜木家の入居五周年なので、盛大にホームパーティを、と。賛成する小雪。まずそうな反応をする浩二と涼子。


そうなんです。皆には秘密なんですが、二人は恋仲なんで、土曜日には先約が入っているのです。半月前から溜めてたのもそれが理由なんです。トリトンホテルのフレンチレストランと部屋を取ってあった浩二。頑張ったなぁ、高校生。

という訳で、当初は二人の記念日お祝いは延期のつもりだった涼子も浩二の熱意に押されてホームパーティの方をどうにか切り抜ける方向に。よかったよかった、ということでいってきますのキスをしたところで


タイミング良く現れるなぁ、かおり。。。




友達をホームパーティに誘う小雪。
しかし、遠慮気味の女生徒3(美弥)。彼女は浩二が気になっているので、本妻である小雪にちょっと引け目がある、と。

小雪「そこに何であたしが介在するわけ?」
女生徒1「ヒントその1。隣の幼なじみ」
女生徒2「ヒントその2。毎日一緒に登校」
女生徒1「ヒントその3。後輩のくせに呼び捨て」
女生徒2「ヒントその4。自分は悪口言うくせに、他人が同じこと言うともの凄く怒る」
女生徒3「ヒントその5。さっき小雪ちゃん、凄い顔して私のこと睨んだ…」


山のような状況証拠。一つ一つの役は小さいが数え役満。ヒントその4は丸戸ヒロインによくいるタイプだな。玲愛にそこを指摘されて里伽子も困っていたし。


タイミング良く?悪く?現れた浩二に赤面する。



パーティに出られないという話をしにきた浩二。納得できない様子の小雪。余程悲しいのか泣きが入ってしまった。流石の浩二も困惑。

ということで、『あっきらおと~さんの恋愛講座』を思い出して急場を凌ごうとする。しかし、人生ゲームしながら何て会話をしてるんだ、この家族。要は「トラブルがあったら『これも君のためなんだ』と言え」という話。

泣きから怒りへとシフトする小雪。


浩二「なぜなら、俺はお前と二人きりがいいからだ」

昭お父さんは口説き文句として合格点くれるかもしれないけど、今回ってそれが目的と違うぜwwwこの口説きが空振って、パーティを抜けるっていう目論見だったのかもしれないが、いや、小雪はあんたのこと好きですから。


こういうことになる訳で。しかしまぁ、小雪の嬉しそうな顔。
「家族パーティ」と「恋人との記念日」とのダブルブッキングは「幼馴染との記念日」と「恋人との記念日」のダブルブッキングに悪化したようです。




一方の涼子は結婚式会社を共同経営する梨恵に頼んでホームパーティを回避する口実を得た模様。まぁ、下衆の勘繰りを受けるのは仕方ない。

梨恵「あんま人の恋愛とやかく言うつもりはないんだけどさ」
涼子「絶対嘘」
梨恵「お隣だけはやめておきなさいよ」

狼狽する涼子。食い違う両者。普通に考えたらお隣で涼子の相手になりそうなのは昭の方なんだよね。いや、見た目で言ったら浩二の方かも知れないが。


梨恵の言っていたのが昭のことと分かり、慌てて誤魔化しにかかる涼子。まきいづみは芝居が本当に上手い。

小雪帰宅。二人同時に「ホームパーティに出られないごめん」という話を始める。咬み合わない母娘。このくすぐりは上手いなぁ。小雪は浩二とのデートのために「友達の家でテスト対策の合宿」という口実を用意したらしい。が、外泊予定ということか。藤枝小雪、本気です。




子離れできない母親である涼子は小雪の外泊が心配。

梨恵「思わない。というより、絶対ウソ」
梨恵「相手は間違いなく男ね。しかも、あの娘はかなり本気と見た」


この会話を延々と三時間してるらしい。涼子ダメ母過ぎるwww



一方の小雪。電話で口裏合わせ。共犯は女生徒1(由香)らしい。今後もちょいちょい出てきては小雪をいじる由香の物言いがとても好きです。

女生徒1「相手は…やっぱり?」
小雪「え~と………そんなんじゃないって言ったら信じる?」

断言するが、誰も信じないww


小雪さん気合十分です。



土曜日の樹ヶ丘家族連合の合同朝食。

おろおろする涼子
そわそわする小雪
ちらっ、ちらっと窺う浩二
もぐもぐ食べるかおり

思惑それぞれ。浩二が昭のクローゼットからエルニーニョのスーツを持ち出してるのが可愛い。それを見逃してやる昭も良い。



ということで、一気に夜になる。

未だに小雪を信じているというか、現実が受け入れられない涼子。そこにエルニーニョのスーツで駆けてくる浩二。背伸びして大人の男に近付こうとしている浩二はなかなか微笑ましい。

浩二の携帯が鳴る。相手は勿論小雪なのだが、桜木家の男らしからぬミスでダブルブッキングを解決しないまま当日を迎えていた模様。

今、昔の友達から『もう死にたい』って電話がかかってきて、樹ヶ丘から二時間はかかる場所にいるという、浩二の苦しい言い訳。

小雪「うん…とりあえずは許す。そんな事情じゃあたしだってそうするもん」
浩二「お前…その豪快な騙されっぷりはどうかと思うぞ」
小雪「え?」
浩二「お前、いいやつだなぁって言ったんだよ」
小雪「ちょっ、ちょっと…別に、そんなんじゃ…」
浩二「…あまり俺の良心を刺激しないでくれ」

流石の浩二にも多少の良心の呵責はある訳で。この辺が昭と浩二の差か。いや、昭は昭で自分なりの良心には従っている訳だけれど。

小雪「まぁいいや。それで、こっち戻ってくるのに2時間はかかるんだね?」
浩二「ああ、だから悪いけど今日は…」
小雪「映画一本分の時間だね。わかった、じゃあ、あらためて、2時間後に駅前ってことで」

今日の小雪は本気なので、ちょっとやそっとじゃ折れない。いや、普段から逞しいけど。



取り敢えず、涼子とトリトンへ辿り着けた浩二。浩二はワインを頼むつもりも、母親でもある涼子としては未成年の飲酒は許さない。いや、未成年なんかこのゲームに出てこないけどな(汗)

高らかにオレンジジュースを宣言するウェイター。お前はww

涼子「もう、前にも言ったけど、どうして樹ヶ丘で一番高いお店なんか選ぶのよぉ」
浩二「…それこそ前にも言ったじゃん」
涼子「え?」
浩二「樹ヶ丘で一番いい女とデートするからだよ」

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
浩二の本領発揮。ウェイターの茶々が入りつつもディナーは進む。イイ雰囲気になってきたところで、ついに切り出す浩二。頑張れ浩二。

浩二「5188号室………その、すぐ下の階の部屋、なんだけど」

満更でもない表情の涼子。これはイケる!おめでとう浩二。おめでとう脱童て(げふんげふん。というところに、女連れで現れる昭。


さっき引っ掛けた女の子に「1ヶ月も前から予約していたんだ」なんてサラリと言ってのける清々しい軽さがたまらない。父は偉大だ。


一方の小雪は一人待っている。気の毒。




浩二「…出よう、涼子さん。親父が降りてくる前に部屋に行かないと」
涼子「え?でもまだデザートが」
浩二「そんな猶予はない。親父の奴、押さえ込みに入りやがった。ありゃあもう、抜け出せずに一本だ」
ウェイター1「同感ですな」

昭の部屋は隣と判明。一刻も早く出ようと席を立つ浩二。隣には親父が女連れ込んでて、って状況は寛げないなぁ。しかし、このウェイターは口が減らない。。。

浩二「行くよ…ゆっくり、そして急いで」
涼子「浩くんも十分強引なような…」
ウェイター1「同感ですな」

本当にこのウェイターはwww



レストランを脱出、というところで小雪から電話。

浩二「ごめん小雪!架線事故と信号事故と踏切事故が同時に起こってな。ダイヤ乱れまくり!」
小雪「…そんなことだろうと思った。浩二、肝心なところで運がないからね」
浩二「あっさり信じるな!じゃなくて、本当にすまん!」

小雪「たとえ1分でもいいから、今日中にもう一度会いたかったなぁ」

プレイヤーの良心も締め付けられるよな。これで小雪を見捨てて涼子の方へ行く奴は鬼である、とまでは言わないが。

浩二「急げば…今日中にそっち行けるかも」

良心に負けたというか、小雪の健気さに負けたというか、とにかく小雪の元へ向かうことにした浩二。

小雪「あ、い、いいよ浩二。そんな、無理しなくてもぉ」
浩二「正直に、どうして欲しいかだけ言ってくれ」
小雪「あ…」
浩二「今日は迷惑かけ通しだったからな。今なら一つだけ、無条件に聞いてやるぞ」

小雪「今すぐここに来い!今日中に間に合わなかったら承知しないっ!」
浩二「了解っ」

浩二は負けたんだけど、負けたのに何かカッコイイ風で、これも桜木家の血というものでしょうか。普通の男なら平謝りしてしまうところかもしれないんですが。


ギリギリでどうにか間に合った浩二。

小雪「間に合ったから、許す…っ」
浩二「ご、ごめん…ごめんごめんごめんっ!俺が悪かった、全部、本当に俺が悪かったって!」
小雪「許すって言ってんじゃん…もう、うるさいよ?」

小雪「6年目突入、おめでとう」
浩二「…おめでとう、小雪」


という遣り取りを上から見ている涼子。


涼子「そうよねぇ…やっぱり恋人なんてまだ早いわよ。まったく、梨恵ったら余計なことばかり言うんだから」
涼子「でもよかったぁ…最近の小雪ちゃん、浩くんのこと嫌ってるみたいだったし」
涼子「これがきっかけでちょっとでも仲直りしてくれれば…」
(会場の笑い声)
涼子「…ん?」

天然記念物級の鈍感さを発揮する涼子。



一方こちらは鋭さに定評のあるかおり。編集者に迫られてるかおりを浩二が助けるか否かでここのシーンのセリフは変わる。


かおり「…そういや小雪、外泊するんじゃなかったの?」
小雪「なかったの!」

このタイミングでこの話題を出してくるかおり。流石である。

誰かさんのせいで「泊まりの仕事」がなくなった涼子、30分で手早く済ませてきた昭が加わって全員集合。仲のよろしいことで。ええ。

今日はここまで!
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プロフィール
名前:ロロ
20年くらい前に生まれて大学生をやっている。法律書を持って家と大学を行き来するのが日課。法律学よりは政治学の方が好き。男性向けエロゲーやったり、BL読んだり、野球見たり、料理したり、演劇したりするのが趣味。好きな作家は丸戸史明と門地かおり。ノルマンディー公の方のロロ。
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