~A lack of Magic Point~ エロゲーとか芝居とかについて書いていくブログ。
玲愛+由飛ルートの第4クォーター。
12月24日のイベントから玲愛のNormalエンドまでを今日はお届けします。
○12/1 第4クォータープロローグ
クリスマス商戦へ向けて、ファミーユ店員大集合。
里伽子に助けられて到着した由飛。由飛に代わって謝る仁。機嫌を害する里伽子。愛人の粗相について旦那から謝られた本妻・・・うーん、既にこの構図って時点でアウトのような。
そういえば「ままらぶ」でもかおりルートで小雪が浩二に代わって謝ったことについて、かおりが腹を立てるってのがあったし、ダメ恋でも麻美が理に代わって謝ってて長屋の連中から「あらあら」って目で見られてたような。
かすりと明日香もセットで登場。
確か、かすりは23歳とかだよね?だとすると、ちょっと私服に落ち着きがありすぎるような。色合いが少し派手でも良いかなぁとか思ったり。
クリスマス期間は恵麻はクリスマスケーキに専念。かすりの責任は重大ですが、大丈夫か?ちなみに、クリスマスケーキの値段はワンホール1000円と今回もダンピング戦術。勿論、経営企画担当の里伽子が決める。笑
無茶な作戦に一番に乗るのは明日香。
かすり「頼もしいこと言うねぇ、一番おっぱいがデカい割には。」
仁「こら…俺がリアクション取れないボケはやめろ」
かすり「確かめたことないの?」
仁「ありがとうよツッコませてくれて!」
この遣り取り良いですね。恵麻と里伽子が若干悔しそうなのがなお良い。
仲良さそうにじゃれ合う仁と由飛に里伽子が一言「そこ通れないんだけど」
里伽子様が私怨に燃えていらっしゃいます。笑
○12/7 試作品(恵麻・里伽子通常)
クリスマスケーキの試食会。恵麻が用意したのはベーシックなデコレーションケーキに加えてブッシュ・ド・ノエル。生産が間に合うのかを心配する店長、原価を気にする経理部長。ま、味は恵麻が作るもんだから間違いないんですけどね。
キュリオのケーキよりも安く、味も負けていない。試食をやって客をつける作戦も立てた。と言う訳で、落ち着いてホールケーキを抱えて食べることにした恵麻。この人の胃袋はどうなってるんだww
○12/10 なんて楽しい喧嘩(玲愛通常)
玲愛と仁、クリスマス商戦に向けて互いに企業秘密をバラし合う。てか、飲食業で原価を聞いちゃう仁はちょっと反則だぜ。他の人に聞かれてはいけないから耳打ちで。
「耳貸せ」と言われて“素直に右の耳にかかった髪をかき上げて、俺の口元へと寄せてくる”と自然にしてくる玲愛は余程仁に心を許しているのだなぁ。それに続く仁の内心もなかなかに良いので全文引用する。
“ほのかなシャンプーの香りに包まれた、さらさらの金髪。こいつに気がある男なら、あっという間に轟沈させられそうなシチュエーションだな。だが生憎、俺はそういいう不埒なことは考えていない。…考えてないんだってば。”
仁に耳打ちしようとして背が足らない玲愛。
玲愛「ちょっと…もう少し腰を落としなさいよ」
仁「そっちが背伸びすれば済むことだろ」
玲愛「そういうのは、キスするときの作法よ」
おいおい、ちょっと接近しすぎだろ、物理的にも精神的にも。で、瑞奈と明日香に目撃される、と。このシーンは制約なしの通常イベントなのに、どう見ても玲愛ルートだぜ。どうよ。
店に戻ってから必死にリカバリーを図る玲愛。しかし・・・
瑞奈「さっきのらぶらぶ密談…ここの窓から全部見えてたって知ってた?」
美味しいなぁ、瑞奈。てか、らぶらぶ密談であることを否定しないのか、玲愛は。
○12/10 ひいき(由飛通常)
開店して二ヶ月。実力でオープンした週と同等の客入りまで伸ばしてきたファミーユ。いやー、大したもんだよ、高村店長。
フロアが忙しい時間帯に由飛をお遣いに出してしまって批判される仁。
明日香「てんちょがウェイターやったって、誰も喜ばないよ」
かすり「むしろ邪魔。あんたは卵をかき混ぜてニヤニヤ笑ってなさい」
由飛を評価するコメントを出す明日香とかすり。二ヶ月で随分信頼されるようになったなぁ、と思ったら仁も同じ事を考えていた模様。
仁「やっぱり、俺が連れてきただけのことはあるだろ?これからも、由飛を必要としてやってな」
調子乗ってこんなことを言ったせいで、恵麻も含めた全員から「由飛を特別扱いしている」と言われることに。全くもう、仁は…。
かすり「失敗しても甘いよね~。彼女には」
明日香「そうそう、絶対に怒らないの」
恵麻「………ひそかに同意」
今まで、仁の由飛に対する態度を批判するのは明日香くらいだったんだけれど、かすりや恵麻も加わっての総批判に。これはまずいぞ、店長。
仁「だってほら、変に自信家なところがあるから、俺が間に入らないと…あ、それでも妙に憎めないところがあるだろ、彼女?」
かすり「語るね~」
明日香「思い入れたっぷりだね」
恵麻「…一目惚れっぽいかも」
今日の仁は何を言ってもダメですね。もう、甘んじて批判を受けるしかあるまい。だって、事実だし。お蔭で女性陣から厳しい扱いを受けることになってしまった由飛。理由に気付くはずもなく・・・気の毒に。笑
12月10日のイベントは両立しないんですが、どうせなら一度にと思ったので。
○12/21 イブの仕掛け(玲愛重要)
OPをアンティーク家具屋のピアノで弾く由飛。あ、どうやら火曜日の閉店後に由飛とブリックモールをうろつく『デート』はお馴染みになっていたようですよ。おいおい、かすりや恵麻や明日香は何をやってるんだ。これは由飛の抜け駆けだぞ。里伽子を呼べ!(それかい)
連弾で「もろびとこぞりて」を弾く二人。背中に体をぴったりとくっつけられて狼狽える仁。由飛は無意識なんだから、あんたが意識したら負けだぞ、仁!
楽しい時間はあっという間に過ぎて、蛍の光が聞こえてくる。
由飛「ちぇっ、もっと弾いていたかったな…」
仁「大学で好きなだけ弾けるだろ?」
大学について言及されて、少し苦しげな表情をする由飛。
※由飛は色々あって大学には全然行っていません。
「聴かせられないじゃない」
「大学で弾いてても、一番に聴いて欲しいひとたちに、聴いてもらえないじゃない」
「好きな人に、好きな人たちに聴いてもらって、はじめて、楽しい歌だったり、楽しい演奏だったりするんだよ」
ずっとこのピアノを弾いていたいという由飛の願いを叶えるべく、仁は家具屋のドアを叩く。でも、ここじゃない場所でピアノを弾くことを苦しがっている由飛の気持ちにもう少し踏み込んでも良かったのかもしれないけど。
○12/23 仲直り、したいときには兄はなし(玲愛重要)
閉店後、キュリオを尋ねる仁。
玲愛「ファミーユの店長」
仁「お前…俺は高村仁だっつ~の!最近はちゃんと呼んでくれてたじゃんかよ花鳥」
玲愛「あんたが初めてここに来たときのこと、思い出したのよ」
たった二ヶ月前のことを懐かしむ顔の玲愛。この二ヶ月で二人の関係は随分変わりましたよね。お互い嫌な奴と思っていたのが不思議なくらい、今は打ち解けて。やや打ち解けすぎて店員にいじられるくらいだけどww
早く片付けが終わったから手伝いに来た、という仁。どうやら一緒に帰るつもりらしい。玲愛は掃除を仁に任せて飲み物を用意しにキッチンへ。仁の注文はミルクセーキ。この卵マニアが!
玲愛の作ったミルクセーキに文句をつける仁。
玲愛「…もう二度とあんたのために何かしてあげない」
仁「冗談だって。花鳥と話してると、たまに喧嘩が恋しくなってね」
玲愛「…あんた嫌ぃ」
仁「女みたいな声出すなよ」
“ハっとするほど可愛くなっちまうからよくない。”ってまぁ、容姿が可愛いのは最初から認めていたけれど、打ち解けるにつれて中身まで可愛く思えてきてしまっているからなぁ。
由飛のことを相談する玲愛。どうやら由飛はキュリオを覗き込んだり、玲愛が出てくるのを出口で待ってたりと関係改善に向けて地道な努力を重ねているらしい。偉い偉い。
玲愛「で、裏口から逃げた」
おいこら。玲愛は由飛と何を話したら良いのか困っているらしい。嫌いな訳じゃないし、由飛だけが進学したことについてわだかまりがあるわけでもないのに。
「仕方ない…彼女は天才だもん。私みたいな凡人とは、出来が違う…って大丈夫?」
「音大だってトップ合格だったいし…って大丈夫?」
二度ずっこける仁。まぁ、由飛見てて天才とは思わないよな。いや、逆に天才っぽいかもしれないな。他のことが何も出来ない感じとかマイペースさとか。
「あんた、彼女に惹かれてるでしょ?」
「それも、彼女の才能。自然と人を惹きつけてしまう天才なのよ」
「ごめん、今からの一言だけはすぐ忘れて。………妬ましい」
由飛が才能で玲愛の努力をひっくり返すところが、玲愛としては納得行かなくて、由飛のことは好きなのに、マイナスの感情が溢れてきて。ついに、仁に涙を見せてしまう玲愛。
玲愛「これもついでにすぐ忘れて…ごめん、本当にごめんなさい。すごく困ったよね、今?」
仁「そりゃ、困るわ…だってお前、ここって普通、黙って抱きしめる場面じゃん」
玲愛「もしかして…そういうことする?」
仁「できないから困ってんだよ!」
どうも二人の関係について上手く規定できていない。男と女っぽいことをしてしまって良いのか。させてしまって良いのか。ヘタレな仁は男と女になることを選べず、兄弟にコンプレックスを持ち続けていた弟として、姉妹にコンプレックスを持ち続けている妹に助言する。
仁「仲直り…」「したいときには、兄はなし」
コンプレックスを解消できないまま、兄に死なれてしまった仁にとって、玲愛の話は共感するし、早く二人の関係を改善させたいと思うよね。
玲愛「関係ないと思い込んでるし」
別に、玲愛が妬んでいるのはピアノの才能だけではないのだ。
玲愛「花鳥って…もう区別つかないんだけど」
仁「え?あ…」
玲愛「花鳥由飛と、花鳥玲愛。どっちのこと言ってるのかわからない」
仁「いや、そんなことないだろ?由飛は由飛って呼んで…!?」
玲愛の無言の圧力。“何だこの強烈なプレッシャーは?”ってZガンダムのハマーンがカミーユに遭遇した時にこんなこと言ってたっけ?NTと接触したNTって“プレッシャー”を受けるよね。丸戸はガンダム世代なのか…。
玲愛「区別、つきませんわよね?」
仁「な、何を言ってんだ…かと…ひぃぃっ!?」
玲愛「………」
仁「………」
睨み合いが続き
“えっと…まさか…?”
仁「…玲愛?」
玲愛「行こうか、仁」
輝くような笑顔。
花鳥玲愛、未曾有の積極攻勢。帰り道で仁のことを48回『仁』と呼んだ玲愛。高村はこの辺に一人しかいないけれど、いや、そんなことはどうでも良いのだ。
さて、ついにルート分岐です。
○12/24 イヴのすごい戦い
仁を見つけて駆けてくる玲愛。物凄いデレっぷりである。
玲愛「はぁ、はぁ…お、おはよ、仁」
仁「…おはよう」
玲愛「…おはよう、仁」
仁「だからおはようって…?」
玲愛「………」
仁「あ…」
玲愛「お・は・よ…仁」
仁「おはよ………玲愛」
デレたものの、強烈なプレッシャーだけは変わりない玲愛。しかもそれを当初とは違う方向に使ってくるから性質が悪い。キュリオがファミーユに勝ったら由飛に頭を下げて仲直りする、と約束した玲愛。その時は仁の土下座もついてくる訳で…。
玲愛「仲直りした姉さんと一緒に見させてもらうからね」
こんなことを言っているけれど、今の玲愛は仁が反応に困るくらいに可愛いくて、そんな玲愛に対する態度をどうしたものか困っている仁。
ファミーユに運び込まれるアンティーク家具屋のピアノ。商品の宣伝になるからとレンタルを許してもらったらしい。
由飛「売れちゃうのやだなぁ…」
仁「売り物なんだからこれは…由飛のおもちゃのままでいて欲しかったら、自分で金出して買うんだな」
由飛「店長、お給料10年分くらい前借りできません?」
仁「永久就職するつもりかお前は…」
由飛「…プロポーズ?」
おい、こら、落ち着け。
仁が考えたクリスマスイブ限定企画は新進気鋭のシンガーソングライターもといピアニストの風美由飛によるリサイタル。客のリクエストで次々とクリスマスソングを弾いていく。
ファミーユは未曾有の大繁盛に加えて由飛がピアノ演奏にかかりきりで人手不足。それを救うべく、何とキュリオのフロアチーフがやってきた。由飛には風邪で倒れた時に代わってもらった借りがあるしね。
玲愛「ちょっと仁。もうちょっと小さいのなかったの?」
仁「悪い、ウチのスタッフは、みんなプロポーションが良くて」
ただし、かすりを除く。
この土壇場で、由飛に伝わった玲愛の気持ち。素直になれない言葉ではなく行動で示す当たりがいかにも玲愛らしい。思わず涙して仁に抱き着く由飛。
仁「こういうの俺相手じゃないだろ・・・今は」
由飛「だって…だって…」
玲愛「…今じゃなければ相手は正しいわけ?」
ちょっと私怨出ちゃってますよ、玲愛さん。
由飛「なんで玲愛ちゃんまで、仁って呼んでるの?なんで仁が玲愛ちゃんのことまで呼び捨てにしてるの?」
一方の由飛は由飛で玲愛と仁が互いに名前で呼び合ってるとこが気になったり。お店が大繁盛で大ピンチな一方で、何故か仁も大ピンチ。三角関係を招いてしまった罪は重い。
朝からピアノを弾き通しの由飛に飲み物を差し入れる玲愛。「玲愛ちゃん」「由飛姉さん」と呼び合い、ここ数年分の溝を埋めようと約束し合う二人。
由飛「わたしは今日、とても幸せなことがありました。ですから、この場所にいる全ての人たちに、感謝の気持ちをこめて…」
『つまんない恋』のピアノバージョン。沁みるねぇ。
◯ベランダ越しの愛
クリスマスイブの大商戦が無事に終わってベランダで一服。
「偶然ね」と現れることに無理がある玲愛。なんか、どんどん男と女っぽくなっちゃってる二人。いつの間に?文武両道の痴漢について話してた頃辺りから?
衝立越しのクリスマスパーティを提案する玲愛。二人にとってこのベランダは特別な場所だから。あ、くしゃみで終わるのはハクション大魔王ですね。名残惜しさを隠さない玲愛。隠そうとして隠せなくなりそうな仁。

グラスを割って手を切ってしまったと見せかけて、心配して覗き込んできた仁にキスをする玲愛。仁の行動を読んで罠を張った訳です。やるなぁ。「タバコ…やめてほしいな。やっぱり」なんて、もうすっかり仁の女のセリフじゃないか。
キスされた瞬間に“こいつ、怪我したふりをしてただけだったんだ。良かった。”って仁が思ってるところで「病気の子供はいないんだ」のジョニ黒のCMを思い出したけど、丸戸史明は意識したんだろうか。CMは検索するとYouTubeで出てきます。
キスしてしまったことから一気に想いがオーバーフローする二人。夜中にも関わらずドアを叩き、インターホンを連打する仁。扉一つ開けるにも慌ててしまってすぐには出来ない玲愛。二人して焦る焦る。マンションの廊下であることも気にせずにキスに及ぶ二人。そこでちゃんと出てくる瑞奈は一流の脇役だなぁ。
罠を張ったことを咎められて本人曰く「勝手に手が動いた」と。大神隊長か!あ、サクラ大戦ね。個人的には巴里編が好きですけど。夢と希望と明日と正義を讃える~♪
玲愛「男の胸に飛び込むにも、身だしなみってもんがあるのよっ!」
仁が急にキスされて、玲愛の部屋のドアを叩いている間に着替えをしていた玲愛。それを咎められて一言。急に女の子されると困っちゃうよね。これは玲愛のクリーンヒット。
考え無しの玲愛の行動がどんどん仁に火をつける。仁の理性大炎上。ただ、根が真面目なので、勢いだけでは進まない。
玲愛「今日、どこまでにする?」
玲愛「私的には、その、最後までが希望なんだけど」
ちゃんとしてて、その上きちんと誘ってる。おいおいおいおい。
仁「もう泣いてもわめいても許さないからな。今日、この場で…お前を抱くからな」
玲愛「わかった…泣いたり、わめいたりしないように努力する」
もうダメですね、こいつ。無意識に仁の理性をぶっ壊すことしか言えなくなってる。
玲愛「こういうこと、どのくらいやったことある?」
仁「こ…こういうのって…?」
玲愛「とりあえずは、今してること」
仁「お前が言うなら俺も言ってやってもいい」
玲愛「はじめて」
玲愛はもう恥ずかしがることをしない。仁に対しては徹底して開いて行く方針らしい。だってツンデレだもんな。デレ始めたら凄いんですよ。
玲愛「怒っていいのか、ほっとしていいのか、微妙な回数だからよ」
「…いっかい」という仁の発言に複雑な面持ちの玲愛。まー、一回は微妙だよね。経験少なくて良かったような、でもその一回って特別なんじゃないかとか思ったり。
玲愛「でも、なんか…さっきから引っかかってて」
どんどん事は進んで行くけれど、玲愛は何か引っかかっている様子。
玲愛「吸わないの?」
仁「いや、さっきくすぐったいって…」
玲愛「誰が私の乳首の話をしてるのよ?」
これを乳首の話と思う仁は馬鹿かもしれない。煙草の話だと思う玲愛は何か妙なものに毒されてるかも知れない。
仁「それに…その1本さえも、やめなくちゃいけない理由ができたし」
玲愛「え?なんで?」
仁「さっき…やめて欲しいって言った奴がいたから」
玲愛「あ…っ」
仁「ちょっと、そいつの優先度が高くってな…もう無視できなくなってきた」
遠まわしながら「玲愛に言われたから煙草をやめる」という仁。ちょっと大袈裟に喜ぶ玲愛。
事後、やっと引っかかっていた何かに気付く玲愛。お互いの気持ちを全く確認していなかったのだ。手順の正しさを重んじる人にとっては致命的なミス。キスと好きの順番が違うのは大目に見るとして、勢いで「れあー、ひとしー、すきー!」くらい言っておくべきだった。
「私のことどう思ってるのよ」と尋ねる玲愛。そういう手続きは大事だけど、このタイミングはちょっと間抜けだよね。「お前はどうなんだ」と尋ねられて「好き」と言える玲愛は強い女。
玲愛「私が、恥ずかしがって言えないんじゃないかって思ったんでしょ?」
仁「意地っ張りのはずだろ…お前」
玲愛「肉を切らせて、骨を断つのよ」
花鳥玲愛は意地っ張りだが、いつだって実を取る女です。出してくる例えは若干物騒ですけどww
○玲愛Normalエンド
バレンタインデー商戦へ向けて、玲愛と仁とで打ち合わせ。「2月14日までの三週間」と言ってるから1月前半なのかな。バレンタインデー商戦へ向けての積極案に難色を示す仁。恵麻はあまりチョコレート物が得意でないようだ。
玲愛「…語るに落ちたわね」
仁「…は?」
玲愛「要するに、チョコレートの販売では勝てる見込みがない。だから、バレンタインのイベントは縮小傾向で、と、こう言いたいのね?」
挑発に負ける仁。チョコレートの販売を競うことに。負けた方は「土下座+何でも一つ言うことを聞く」といういつものルール。
玲愛「必死で来なさいよ?叩き潰してあげるから」
この辺は変わりないのだけれど、玲愛が仁を挑発した理由は極めて個人的なもの。急な帰省のせいで、玲愛との約束をすっぽかしてしまったらしい。仁を責める玲愛。最初は厳しい口調だったのに、段々甘えた感じになってるww
玲愛「売り上げ競争で勝ったらさ…仁には、一週間ファミーユを休んでもらうからね」
新人研修で暫く本店に行くことになった玲愛。離れるのが嫌だからファミーユを休んで付いてこい、と。愛しいやら恐ろしいやらww
玲愛「あ、泊まるとこなら大丈夫、姉さんの部屋が空いてるから」
仁「それ実家だろお前の!」
どさくさに紛れて、実家に呼んで両親に会わせようとする玲愛。そうだよなぁ、玲愛はちゃんとした娘だから、彼は両親に紹介するよなぁ。
玲愛「必死で来なさいよ?叩き潰してあげるから」
輝くような笑顔。
一応、玲愛と仁の関係は秘密らしい。一応敵同士ってことになってるし。いや、敵同士ってことにしたのは他ならぬ仁と玲愛なんだけどさ。
“いや、本当に秘密にしてるって。”
かすり「ま~たキュリオと揉めたでしょ?しかもプライベートで」
由飛「明日香ちゃんが一部始終見てたそうですよ。…イチャイチャ喧嘩してるとこ」
明日香「てんちょ…さいて~」
瑞奈「玲愛…またやったね?」
ひかり「最近のキュリオって、私怨で動いてるとしか思えないんですけど」
板橋「あのね…川端君がね、昨夜、隣で大喧嘩してたって情報をね?」
芳美「それで今日、チーフは何を言い出すかなって…」
瑞奈「潰しにかかるか、徹底無視するかで悩んだんだけどね。やっぱり玲愛は寂しがりやだったね~」
ま、ファミーユでもキュリオでも、全然秘密に出来てないんですけどねww
玲愛「ああ…仁、仁…あなたは何故仁なの~!?」
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」から。玲愛はフランス系なんだけど、イギリス人のシェイクスピア好きだよな。どうせならフランスのものを引用して欲しかった。「レ・ミゼラブル」とか「フィガロの結婚」とか。あ、約束をすっぽかしたんだから「ゴドーを待ちながら」が良かったんじゃないか?
今日はここまで!
玲愛ルートはTrueエンドまでプレイ日記も書けてるので、昼にでもUPします。
「この青空に約束を」と「フォセット」が届きました。ままらぶの涼子ルートが終わったらこっちをやろう。プレイ日記は由飛ルートと里伽子ルートを書いたら、次はままらぶを一括まとめで書こうかな。
12月24日のイベントから玲愛のNormalエンドまでを今日はお届けします。
○12/1 第4クォータープロローグ
クリスマス商戦へ向けて、ファミーユ店員大集合。
里伽子に助けられて到着した由飛。由飛に代わって謝る仁。機嫌を害する里伽子。愛人の粗相について旦那から謝られた本妻・・・うーん、既にこの構図って時点でアウトのような。
そういえば「ままらぶ」でもかおりルートで小雪が浩二に代わって謝ったことについて、かおりが腹を立てるってのがあったし、ダメ恋でも麻美が理に代わって謝ってて長屋の連中から「あらあら」って目で見られてたような。
かすりと明日香もセットで登場。
確か、かすりは23歳とかだよね?だとすると、ちょっと私服に落ち着きがありすぎるような。色合いが少し派手でも良いかなぁとか思ったり。
クリスマス期間は恵麻はクリスマスケーキに専念。かすりの責任は重大ですが、大丈夫か?ちなみに、クリスマスケーキの値段はワンホール1000円と今回もダンピング戦術。勿論、経営企画担当の里伽子が決める。笑
無茶な作戦に一番に乗るのは明日香。
かすり「頼もしいこと言うねぇ、一番おっぱいがデカい割には。」
仁「こら…俺がリアクション取れないボケはやめろ」
かすり「確かめたことないの?」
仁「ありがとうよツッコませてくれて!」
この遣り取り良いですね。恵麻と里伽子が若干悔しそうなのがなお良い。
仲良さそうにじゃれ合う仁と由飛に里伽子が一言「そこ通れないんだけど」
里伽子様が私怨に燃えていらっしゃいます。笑
○12/7 試作品(恵麻・里伽子通常)
クリスマスケーキの試食会。恵麻が用意したのはベーシックなデコレーションケーキに加えてブッシュ・ド・ノエル。生産が間に合うのかを心配する店長、原価を気にする経理部長。ま、味は恵麻が作るもんだから間違いないんですけどね。
キュリオのケーキよりも安く、味も負けていない。試食をやって客をつける作戦も立てた。と言う訳で、落ち着いてホールケーキを抱えて食べることにした恵麻。この人の胃袋はどうなってるんだww
○12/10 なんて楽しい喧嘩(玲愛通常)
玲愛と仁、クリスマス商戦に向けて互いに企業秘密をバラし合う。てか、飲食業で原価を聞いちゃう仁はちょっと反則だぜ。他の人に聞かれてはいけないから耳打ちで。
「耳貸せ」と言われて“素直に右の耳にかかった髪をかき上げて、俺の口元へと寄せてくる”と自然にしてくる玲愛は余程仁に心を許しているのだなぁ。それに続く仁の内心もなかなかに良いので全文引用する。
“ほのかなシャンプーの香りに包まれた、さらさらの金髪。こいつに気がある男なら、あっという間に轟沈させられそうなシチュエーションだな。だが生憎、俺はそういいう不埒なことは考えていない。…考えてないんだってば。”
仁に耳打ちしようとして背が足らない玲愛。
玲愛「ちょっと…もう少し腰を落としなさいよ」
仁「そっちが背伸びすれば済むことだろ」
玲愛「そういうのは、キスするときの作法よ」
おいおい、ちょっと接近しすぎだろ、物理的にも精神的にも。で、瑞奈と明日香に目撃される、と。このシーンは制約なしの通常イベントなのに、どう見ても玲愛ルートだぜ。どうよ。
店に戻ってから必死にリカバリーを図る玲愛。しかし・・・
瑞奈「さっきのらぶらぶ密談…ここの窓から全部見えてたって知ってた?」
美味しいなぁ、瑞奈。てか、らぶらぶ密談であることを否定しないのか、玲愛は。
○12/10 ひいき(由飛通常)
開店して二ヶ月。実力でオープンした週と同等の客入りまで伸ばしてきたファミーユ。いやー、大したもんだよ、高村店長。
フロアが忙しい時間帯に由飛をお遣いに出してしまって批判される仁。
明日香「てんちょがウェイターやったって、誰も喜ばないよ」
かすり「むしろ邪魔。あんたは卵をかき混ぜてニヤニヤ笑ってなさい」
由飛を評価するコメントを出す明日香とかすり。二ヶ月で随分信頼されるようになったなぁ、と思ったら仁も同じ事を考えていた模様。
仁「やっぱり、俺が連れてきただけのことはあるだろ?これからも、由飛を必要としてやってな」
調子乗ってこんなことを言ったせいで、恵麻も含めた全員から「由飛を特別扱いしている」と言われることに。全くもう、仁は…。
かすり「失敗しても甘いよね~。彼女には」
明日香「そうそう、絶対に怒らないの」
恵麻「………ひそかに同意」
今まで、仁の由飛に対する態度を批判するのは明日香くらいだったんだけれど、かすりや恵麻も加わっての総批判に。これはまずいぞ、店長。
仁「だってほら、変に自信家なところがあるから、俺が間に入らないと…あ、それでも妙に憎めないところがあるだろ、彼女?」
かすり「語るね~」
明日香「思い入れたっぷりだね」
恵麻「…一目惚れっぽいかも」
今日の仁は何を言ってもダメですね。もう、甘んじて批判を受けるしかあるまい。だって、事実だし。お蔭で女性陣から厳しい扱いを受けることになってしまった由飛。理由に気付くはずもなく・・・気の毒に。笑
12月10日のイベントは両立しないんですが、どうせなら一度にと思ったので。
○12/21 イブの仕掛け(玲愛重要)
OPをアンティーク家具屋のピアノで弾く由飛。あ、どうやら火曜日の閉店後に由飛とブリックモールをうろつく『デート』はお馴染みになっていたようですよ。おいおい、かすりや恵麻や明日香は何をやってるんだ。これは由飛の抜け駆けだぞ。里伽子を呼べ!(それかい)
連弾で「もろびとこぞりて」を弾く二人。背中に体をぴったりとくっつけられて狼狽える仁。由飛は無意識なんだから、あんたが意識したら負けだぞ、仁!
楽しい時間はあっという間に過ぎて、蛍の光が聞こえてくる。
由飛「ちぇっ、もっと弾いていたかったな…」
仁「大学で好きなだけ弾けるだろ?」
大学について言及されて、少し苦しげな表情をする由飛。
※由飛は色々あって大学には全然行っていません。
「聴かせられないじゃない」
「大学で弾いてても、一番に聴いて欲しいひとたちに、聴いてもらえないじゃない」
「好きな人に、好きな人たちに聴いてもらって、はじめて、楽しい歌だったり、楽しい演奏だったりするんだよ」
ずっとこのピアノを弾いていたいという由飛の願いを叶えるべく、仁は家具屋のドアを叩く。でも、ここじゃない場所でピアノを弾くことを苦しがっている由飛の気持ちにもう少し踏み込んでも良かったのかもしれないけど。
○12/23 仲直り、したいときには兄はなし(玲愛重要)
閉店後、キュリオを尋ねる仁。
玲愛「ファミーユの店長」
仁「お前…俺は高村仁だっつ~の!最近はちゃんと呼んでくれてたじゃんかよ花鳥」
玲愛「あんたが初めてここに来たときのこと、思い出したのよ」
たった二ヶ月前のことを懐かしむ顔の玲愛。この二ヶ月で二人の関係は随分変わりましたよね。お互い嫌な奴と思っていたのが不思議なくらい、今は打ち解けて。やや打ち解けすぎて店員にいじられるくらいだけどww
早く片付けが終わったから手伝いに来た、という仁。どうやら一緒に帰るつもりらしい。玲愛は掃除を仁に任せて飲み物を用意しにキッチンへ。仁の注文はミルクセーキ。この卵マニアが!
玲愛の作ったミルクセーキに文句をつける仁。
玲愛「…もう二度とあんたのために何かしてあげない」
仁「冗談だって。花鳥と話してると、たまに喧嘩が恋しくなってね」
玲愛「…あんた嫌ぃ」
仁「女みたいな声出すなよ」
“ハっとするほど可愛くなっちまうからよくない。”ってまぁ、容姿が可愛いのは最初から認めていたけれど、打ち解けるにつれて中身まで可愛く思えてきてしまっているからなぁ。
由飛のことを相談する玲愛。どうやら由飛はキュリオを覗き込んだり、玲愛が出てくるのを出口で待ってたりと関係改善に向けて地道な努力を重ねているらしい。偉い偉い。
玲愛「で、裏口から逃げた」
おいこら。玲愛は由飛と何を話したら良いのか困っているらしい。嫌いな訳じゃないし、由飛だけが進学したことについてわだかまりがあるわけでもないのに。
「仕方ない…彼女は天才だもん。私みたいな凡人とは、出来が違う…って大丈夫?」
「音大だってトップ合格だったいし…って大丈夫?」
二度ずっこける仁。まぁ、由飛見てて天才とは思わないよな。いや、逆に天才っぽいかもしれないな。他のことが何も出来ない感じとかマイペースさとか。
「あんた、彼女に惹かれてるでしょ?」
「それも、彼女の才能。自然と人を惹きつけてしまう天才なのよ」
「ごめん、今からの一言だけはすぐ忘れて。………妬ましい」
由飛が才能で玲愛の努力をひっくり返すところが、玲愛としては納得行かなくて、由飛のことは好きなのに、マイナスの感情が溢れてきて。ついに、仁に涙を見せてしまう玲愛。
玲愛「これもついでにすぐ忘れて…ごめん、本当にごめんなさい。すごく困ったよね、今?」
仁「そりゃ、困るわ…だってお前、ここって普通、黙って抱きしめる場面じゃん」
玲愛「もしかして…そういうことする?」
仁「できないから困ってんだよ!」
どうも二人の関係について上手く規定できていない。男と女っぽいことをしてしまって良いのか。させてしまって良いのか。ヘタレな仁は男と女になることを選べず、兄弟にコンプレックスを持ち続けていた弟として、姉妹にコンプレックスを持ち続けている妹に助言する。
仁「仲直り…」「したいときには、兄はなし」
コンプレックスを解消できないまま、兄に死なれてしまった仁にとって、玲愛の話は共感するし、早く二人の関係を改善させたいと思うよね。
玲愛「関係ないと思い込んでるし」
別に、玲愛が妬んでいるのはピアノの才能だけではないのだ。
玲愛「花鳥って…もう区別つかないんだけど」
仁「え?あ…」
玲愛「花鳥由飛と、花鳥玲愛。どっちのこと言ってるのかわからない」
仁「いや、そんなことないだろ?由飛は由飛って呼んで…!?」
玲愛の無言の圧力。“何だこの強烈なプレッシャーは?”ってZガンダムのハマーンがカミーユに遭遇した時にこんなこと言ってたっけ?NTと接触したNTって“プレッシャー”を受けるよね。丸戸はガンダム世代なのか…。
玲愛「区別、つきませんわよね?」
仁「な、何を言ってんだ…かと…ひぃぃっ!?」
玲愛「………」
仁「………」
睨み合いが続き
“えっと…まさか…?”
仁「…玲愛?」
玲愛「行こうか、仁」
輝くような笑顔。
花鳥玲愛、未曾有の積極攻勢。帰り道で仁のことを48回『仁』と呼んだ玲愛。高村はこの辺に一人しかいないけれど、いや、そんなことはどうでも良いのだ。
さて、ついにルート分岐です。
○12/24 イヴのすごい戦い
仁を見つけて駆けてくる玲愛。物凄いデレっぷりである。
玲愛「はぁ、はぁ…お、おはよ、仁」
仁「…おはよう」
玲愛「…おはよう、仁」
仁「だからおはようって…?」
玲愛「………」
仁「あ…」
玲愛「お・は・よ…仁」
仁「おはよ………玲愛」
デレたものの、強烈なプレッシャーだけは変わりない玲愛。しかもそれを当初とは違う方向に使ってくるから性質が悪い。キュリオがファミーユに勝ったら由飛に頭を下げて仲直りする、と約束した玲愛。その時は仁の土下座もついてくる訳で…。
玲愛「仲直りした姉さんと一緒に見させてもらうからね」
こんなことを言っているけれど、今の玲愛は仁が反応に困るくらいに可愛いくて、そんな玲愛に対する態度をどうしたものか困っている仁。
ファミーユに運び込まれるアンティーク家具屋のピアノ。商品の宣伝になるからとレンタルを許してもらったらしい。
由飛「売れちゃうのやだなぁ…」
仁「売り物なんだからこれは…由飛のおもちゃのままでいて欲しかったら、自分で金出して買うんだな」
由飛「店長、お給料10年分くらい前借りできません?」
仁「永久就職するつもりかお前は…」
由飛「…プロポーズ?」
おい、こら、落ち着け。
仁が考えたクリスマスイブ限定企画は新進気鋭のシンガーソングライターもといピアニストの風美由飛によるリサイタル。客のリクエストで次々とクリスマスソングを弾いていく。
ファミーユは未曾有の大繁盛に加えて由飛がピアノ演奏にかかりきりで人手不足。それを救うべく、何とキュリオのフロアチーフがやってきた。由飛には風邪で倒れた時に代わってもらった借りがあるしね。
玲愛「ちょっと仁。もうちょっと小さいのなかったの?」
仁「悪い、ウチのスタッフは、みんなプロポーションが良くて」
ただし、かすりを除く。
この土壇場で、由飛に伝わった玲愛の気持ち。素直になれない言葉ではなく行動で示す当たりがいかにも玲愛らしい。思わず涙して仁に抱き着く由飛。
仁「こういうの俺相手じゃないだろ・・・今は」
由飛「だって…だって…」
玲愛「…今じゃなければ相手は正しいわけ?」
ちょっと私怨出ちゃってますよ、玲愛さん。
由飛「なんで玲愛ちゃんまで、仁って呼んでるの?なんで仁が玲愛ちゃんのことまで呼び捨てにしてるの?」
一方の由飛は由飛で玲愛と仁が互いに名前で呼び合ってるとこが気になったり。お店が大繁盛で大ピンチな一方で、何故か仁も大ピンチ。三角関係を招いてしまった罪は重い。
朝からピアノを弾き通しの由飛に飲み物を差し入れる玲愛。「玲愛ちゃん」「由飛姉さん」と呼び合い、ここ数年分の溝を埋めようと約束し合う二人。
由飛「わたしは今日、とても幸せなことがありました。ですから、この場所にいる全ての人たちに、感謝の気持ちをこめて…」
『つまんない恋』のピアノバージョン。沁みるねぇ。
◯ベランダ越しの愛
クリスマスイブの大商戦が無事に終わってベランダで一服。
「偶然ね」と現れることに無理がある玲愛。なんか、どんどん男と女っぽくなっちゃってる二人。いつの間に?文武両道の痴漢について話してた頃辺りから?
衝立越しのクリスマスパーティを提案する玲愛。二人にとってこのベランダは特別な場所だから。あ、くしゃみで終わるのはハクション大魔王ですね。名残惜しさを隠さない玲愛。隠そうとして隠せなくなりそうな仁。
グラスを割って手を切ってしまったと見せかけて、心配して覗き込んできた仁にキスをする玲愛。仁の行動を読んで罠を張った訳です。やるなぁ。「タバコ…やめてほしいな。やっぱり」なんて、もうすっかり仁の女のセリフじゃないか。
キスされた瞬間に“こいつ、怪我したふりをしてただけだったんだ。良かった。”って仁が思ってるところで「病気の子供はいないんだ」のジョニ黒のCMを思い出したけど、丸戸史明は意識したんだろうか。CMは検索するとYouTubeで出てきます。
キスしてしまったことから一気に想いがオーバーフローする二人。夜中にも関わらずドアを叩き、インターホンを連打する仁。扉一つ開けるにも慌ててしまってすぐには出来ない玲愛。二人して焦る焦る。マンションの廊下であることも気にせずにキスに及ぶ二人。そこでちゃんと出てくる瑞奈は一流の脇役だなぁ。
罠を張ったことを咎められて本人曰く「勝手に手が動いた」と。大神隊長か!あ、サクラ大戦ね。個人的には巴里編が好きですけど。夢と希望と明日と正義を讃える~♪
玲愛「男の胸に飛び込むにも、身だしなみってもんがあるのよっ!」
仁が急にキスされて、玲愛の部屋のドアを叩いている間に着替えをしていた玲愛。それを咎められて一言。急に女の子されると困っちゃうよね。これは玲愛のクリーンヒット。
考え無しの玲愛の行動がどんどん仁に火をつける。仁の理性大炎上。ただ、根が真面目なので、勢いだけでは進まない。
玲愛「今日、どこまでにする?」
玲愛「私的には、その、最後までが希望なんだけど」
ちゃんとしてて、その上きちんと誘ってる。おいおいおいおい。
仁「もう泣いてもわめいても許さないからな。今日、この場で…お前を抱くからな」
玲愛「わかった…泣いたり、わめいたりしないように努力する」
もうダメですね、こいつ。無意識に仁の理性をぶっ壊すことしか言えなくなってる。
玲愛「こういうこと、どのくらいやったことある?」
仁「こ…こういうのって…?」
玲愛「とりあえずは、今してること」
仁「お前が言うなら俺も言ってやってもいい」
玲愛「はじめて」
玲愛はもう恥ずかしがることをしない。仁に対しては徹底して開いて行く方針らしい。だってツンデレだもんな。デレ始めたら凄いんですよ。
玲愛「怒っていいのか、ほっとしていいのか、微妙な回数だからよ」
「…いっかい」という仁の発言に複雑な面持ちの玲愛。まー、一回は微妙だよね。経験少なくて良かったような、でもその一回って特別なんじゃないかとか思ったり。
玲愛「でも、なんか…さっきから引っかかってて」
どんどん事は進んで行くけれど、玲愛は何か引っかかっている様子。
玲愛「吸わないの?」
仁「いや、さっきくすぐったいって…」
玲愛「誰が私の乳首の話をしてるのよ?」
これを乳首の話と思う仁は馬鹿かもしれない。煙草の話だと思う玲愛は何か妙なものに毒されてるかも知れない。
仁「それに…その1本さえも、やめなくちゃいけない理由ができたし」
玲愛「え?なんで?」
仁「さっき…やめて欲しいって言った奴がいたから」
玲愛「あ…っ」
仁「ちょっと、そいつの優先度が高くってな…もう無視できなくなってきた」
遠まわしながら「玲愛に言われたから煙草をやめる」という仁。ちょっと大袈裟に喜ぶ玲愛。
事後、やっと引っかかっていた何かに気付く玲愛。お互いの気持ちを全く確認していなかったのだ。手順の正しさを重んじる人にとっては致命的なミス。キスと好きの順番が違うのは大目に見るとして、勢いで「れあー、ひとしー、すきー!」くらい言っておくべきだった。
「私のことどう思ってるのよ」と尋ねる玲愛。そういう手続きは大事だけど、このタイミングはちょっと間抜けだよね。「お前はどうなんだ」と尋ねられて「好き」と言える玲愛は強い女。
玲愛「私が、恥ずかしがって言えないんじゃないかって思ったんでしょ?」
仁「意地っ張りのはずだろ…お前」
玲愛「肉を切らせて、骨を断つのよ」
花鳥玲愛は意地っ張りだが、いつだって実を取る女です。出してくる例えは若干物騒ですけどww
○玲愛Normalエンド
バレンタインデー商戦へ向けて、玲愛と仁とで打ち合わせ。「2月14日までの三週間」と言ってるから1月前半なのかな。バレンタインデー商戦へ向けての積極案に難色を示す仁。恵麻はあまりチョコレート物が得意でないようだ。
玲愛「…語るに落ちたわね」
仁「…は?」
玲愛「要するに、チョコレートの販売では勝てる見込みがない。だから、バレンタインのイベントは縮小傾向で、と、こう言いたいのね?」
挑発に負ける仁。チョコレートの販売を競うことに。負けた方は「土下座+何でも一つ言うことを聞く」といういつものルール。
玲愛「必死で来なさいよ?叩き潰してあげるから」
この辺は変わりないのだけれど、玲愛が仁を挑発した理由は極めて個人的なもの。急な帰省のせいで、玲愛との約束をすっぽかしてしまったらしい。仁を責める玲愛。最初は厳しい口調だったのに、段々甘えた感じになってるww
玲愛「売り上げ競争で勝ったらさ…仁には、一週間ファミーユを休んでもらうからね」
新人研修で暫く本店に行くことになった玲愛。離れるのが嫌だからファミーユを休んで付いてこい、と。愛しいやら恐ろしいやらww
玲愛「あ、泊まるとこなら大丈夫、姉さんの部屋が空いてるから」
仁「それ実家だろお前の!」
どさくさに紛れて、実家に呼んで両親に会わせようとする玲愛。そうだよなぁ、玲愛はちゃんとした娘だから、彼は両親に紹介するよなぁ。
玲愛「必死で来なさいよ?叩き潰してあげるから」
輝くような笑顔。
一応、玲愛と仁の関係は秘密らしい。一応敵同士ってことになってるし。いや、敵同士ってことにしたのは他ならぬ仁と玲愛なんだけどさ。
“いや、本当に秘密にしてるって。”
かすり「ま~たキュリオと揉めたでしょ?しかもプライベートで」
由飛「明日香ちゃんが一部始終見てたそうですよ。…イチャイチャ喧嘩してるとこ」
明日香「てんちょ…さいて~」
瑞奈「玲愛…またやったね?」
ひかり「最近のキュリオって、私怨で動いてるとしか思えないんですけど」
板橋「あのね…川端君がね、昨夜、隣で大喧嘩してたって情報をね?」
芳美「それで今日、チーフは何を言い出すかなって…」
瑞奈「潰しにかかるか、徹底無視するかで悩んだんだけどね。やっぱり玲愛は寂しがりやだったね~」
ま、ファミーユでもキュリオでも、全然秘密に出来てないんですけどねww
玲愛「ああ…仁、仁…あなたは何故仁なの~!?」
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」から。玲愛はフランス系なんだけど、イギリス人のシェイクスピア好きだよな。どうせならフランスのものを引用して欲しかった。「レ・ミゼラブル」とか「フィガロの結婚」とか。あ、約束をすっぽかしたんだから「ゴドーを待ちながら」が良かったんじゃないか?
今日はここまで!
玲愛ルートはTrueエンドまでプレイ日記も書けてるので、昼にでもUPします。
「この青空に約束を」と「フォセット」が届きました。ままらぶの涼子ルートが終わったらこっちをやろう。プレイ日記は由飛ルートと里伽子ルートを書いたら、次はままらぶを一括まとめで書こうかな。
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