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~A lack of Magic Point~ エロゲーとか芝居とかについて書いていくブログ。
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恵麻Trueルート
またの名を里伽子BADルート2とか、呼んでみたり

○なぐさめて、あげるね
恵麻ルート突入時にセーブしたんですが、システムボイスを里伽子に設定していたせいで「セーブするけど」という里伽子のボイスに対して、物凄く申し訳ない気持ちになりました。笑

待てど暮らせど里伽子は来ない。諦めた仁は恵麻の所へ。
手を取って招き入れられ、そのまま隣へ座る仁。これは連れ込まれてしまった、と言うべきかも知れない。

多分行くと言ったつもりの仁、来ないと思っていた恵麻。その見解の相違について、恵麻は里伽子が戻ってきてくれると思っていたのか、なんて考えてしまう仁は結構ゲスだなとか思っちゃいますが、いや、これは慰めてもらいに来ているのだから仕方ないか。

酔ってきて「ま~姉ちゃん」が出てしまう仁。小さい頃からそう呼ぶよう仕込んだ恵麻。いつまでも「私の可愛い仁くん」でいて欲しいと願っていた恵麻と、「いつまでも姉貴に甘えていられない」と思っていた仁。仁にとっては初恋の人との決別の意味もあっただろう。

身体を預けながら「自分のことを好きだったか」と聞いてくる恵麻。
「一緒にいてくれなかったリカちゃんと、今、ここにいる姉ちゃんと、どっちが好き?」
「…俺が兄ちゃんの代わりにならないように、ま~姉ちゃんは、里伽子の代わりにはならないんだよ!」
里伽子と自分を比べさせ、間違えを起こさせようとしてしまう恵麻と、二人の関係の原則を突き付ける仁。

里伽子に振られた辛い気持ちを吐き出させようとする恵麻。かなりの力押し。陥落する仁。開き直る恵麻。ここの「仁のため」が私には少し卑怯に感じられた。

物凄い背徳感の中、事に至ってしまう二人。
最中に里伽子のことを思い出し、「ただの誤解だったんだなぁ」ってなるのは、何だかまるで、恵麻ルートが里伽子ルートのバッドエンドみたいな位置づけになる文章じゃないか?なんて思うのは僕が圧倒的里伽子派だからか。

恵麻が処女であることに言及はないが、CGだと破瓜の血が出ているのが、なんかなー、である。僕としては、一人と恵麻は一時でも普通のカップルで普通の夫婦でいて欲しかったのだけれど。

最初から位牌を動かしておいた恵麻。覚悟バッチリで仁を招き入れた訳です。ん~、恐ろしい。

僕が恵麻ルートを高く評価できないのは、やっぱり恵麻がもう一つ魅力に欠けているからだと思うんですよね。クリスマスの段階では自分が仁を好きとかそういうのを置いておいて、仁を慰めることに徹するぐらいの強さが欲しかったなぁ、と思う。仁を慰めるというのは、仁の為ではなくて里伽子に勝つため、自分の満足のために見えてしまう。


○帰省
毎回、節のタイトルを確認するためにセーブをするんですが、毎回里伽子のシステムボイスに苛まれます。

大晦日、帰省する電車の中で恋人繋ぎ。なんだかなぁ。あんなことがあって一週間で親の顔を見るというのは地獄なわけで、仁は大いに苦しみ、恵麻は案外晴れやか。

「西へと向かう電車」とあった。ファミーユや八橋大があるのが東京だとすると、高村家はやはり丸戸お得意の東海地方在住なのだろうか。里伽子が浜松で、同郷というような話はなかったから、もう少し先だろうか。三重とか?

元日18時にやっと一堂に会す高村家。当たり障りなく家族の会話をするかと思えば、炬燵の中では、というエロゲお決まりの展開。で、お父さん寝てるそばでキスを始めてしまうというのは・・・倫理観とか倫理観とか倫理観とかどうしたんだよ。このぶっ飛ばし具合はどうなのよ。ちょっと共感できないよ。

続きまして、離れでの制服エッチ。おいおいおい。


○仁くんはもう大丈夫
里伽子のシステムボイスが何だか(ry

普段から割とベタベタしていたせいで、その延長で所構わず、になってしまう二人。
危うい。危うい。

そんな時に里伽子来襲もとい来店。
仁が元気だったことに「良かった」「とりあえず、ある程度は本当」と答える里伽子。深く傷ついた様子がなくて安心したような、残念なような、でしょうか。まぁ、二度も振っておいて未練たらたらなんですよね。
里伽子が一つ引っかかっているのは、クリスマスイブの夜、あの後どうしたの?という点で。

しかし、色んなものを投げ捨てて仁を我が物にした恵麻はその問を許さない。
恵麻「あなたがあんなこと言わなければ…わたしは、ここまで踏み外せなかった」
これは恵麻の勝利宣言。自分の決意が仁を傷つけるかも知れないと思いつつも、突っ走って倫理を踏み破って、なりふり構わず仁を手に入れた恵麻と、そこまでの蛮勇さを持てなかった里伽子。

里伽子は誠実過ぎだし、頑固過ぎだし、臆病過ぎたのだ。恵麻みたいに「慰める」とか言ってなし崩し的に寝てしまうことは出来ないし、後はどうにでもなれと思って仁の胸に飛び込んだりは出来ない人間なのだ。いや、そこが堪らなく愛しいんですけどね。んー。恵麻ルートなのに。苦笑

まだ、里伽子と自分とを比べている恵麻。仕方ないとは言っても、ちょっと弱いなぁ。で、また事に及んでしまう訳ですが。仁の考えがちょっと破滅的だったりして、丸戸さん、自分で書いといてこのルートを否定してかかってません?


○禁煙
システムボイスの里伽(ry

ベランダで喫煙。ライターをいじる音がうるさいと言ってくる玲愛。お節介にも仁が悩んでるのを察知して事情を聞こうとしてくる。

仁喫煙の秘密。一人と同じ煙草を吸って、一人の匂いになって、ファミーユを失った恵麻を安心させるため。煙草をやめるのは、もう一人の代わりではないことを明確にするため。

仁から取り上げた煙草を咥える玲愛。おいおい、間接キス狙いか。意外と策士だな。玲愛は良い奴なので仁を励ますものの、内心はいかばかりか。


○仁くんの本命はわたしなのに~(涙)
システムボ(ry

かすりが着替える間、ちょっと一分二人きり。不埒な真似を働いていたところ、明日香に話しかけられて舌を噛む。これ、正月実家帰った時もやってたな。

明日香もかすりも、仁と里伽子との間に何があったか知らない訳で、相変わらず二人が一緒にいられるようにと気を遣う。恵麻は当然面白くない。

里伽子「あ、あのさ、明日香ちゃん…その」
明日香「ごめん、てんちょ、今ダメだって。なんか急に仕事が入ったとかで」
里伽子「………別に仁のこと聞いてない」
明日香「そうなの?じゃあ、なに?」
里伽子「…モ、モンブラン、追加お願い」
思いっきり未練たらたらな里伽子。お前、これからどーすんだよー。

恵麻の説教モード。やはり、恵麻は里伽子が気になって仕方ないらしい。手続きを踏んで恋人にならなかったから、どうしてもこうなってしまう訳ですが。

キスの味の変化に気付いた恵麻。仁は煙草をやめたことを告げる。一人の代わりにしたことを謝る恵麻。仁は、一人の代わりになって恵麻を慰めたことと恵麻が里伽子の代わりになって慰めたことでおあいこだという。仁自身は恵麻を里伽子の代わりにしたつもりはないんだろうけど、結果的にはそうなっちゃったってことなんだろう。しかしまぁ、慰めるというのが口実に過ぎなかった恵麻には苦しいわけで。

隠すことへの限界が来て、という展開は予想できた。世間体とか色々から表沙汰に出来ない関係から来るストレスの蓄積、ってパターンは丸戸が良く使う手だ。恵麻は公表したがっていて、仁は隠したがっている。

恵麻「…解禁日は?」
鮎か、俺たちは。
→どうしてここでギャグを挟んだwww

仁と恵麻と一人の思い出である本店を取り戻して、そしたら恵麻を守る資格を得られると仁は考える。仁は真面目に問題に取り組んでるんだよなぁ。3年という期日は恵麻にとって辛いのかなぁ。或いは仁とそういう関係になってしまった今、一人との思い出の場所をとか言われるのが辛いのかも。


○祝福なんてできない
シス(ry

仁と里伽子の会談。発案者は里伽子らしい。
断固として仁の前で食事を摂らない里伽子に目が行ってしまいます、すみません。

里伽子はイヴの夜に行かなかったことを謝る。これよりも「恵麻さんと、何かあった?」が本題なんじゃないだろうか。そして、猛烈な勢いで核心に迫る。

仁「里伽子にふられたあと、姉さんのとこに行った。二人で、クリスマスパーティ、やった。」
里伽子「ふってなんか…」
ついつい里伽子の側になってしまう私としては、里伽子の事実に向き合おうとする態度とこの呟きが痛ましい。

里伽子「半年前から決まってたの」
本当に里伽子が言いたかったのは「里伽子が振ったんじゃなくて、仁が里伽子の手を取らなかったんだ」ってことで。この言葉を突き付けられた仁が思うことは、まさに「里伽子BADルートその2」のようで。必死に仁を祝福しようとする里伽子の目には涙が。


○拡がる傷口
水曜日なのに恵麻の所へ行かなかった仁。
それを追求する恵麻。
世間が誰も仁と恵麻との関係を知らず、認めず、支えてくれない今、仁は自分が努力しなきゃいけないと分かっている。分かっているんだけど、里伽子と一緒にいたことが、店中に瞬く間に広がり、事態はとんでもなくこじれてしまって。


○誓い
三日間音信不通の恵麻。流石に事態を重く見たファミーユ労組(笑)は経営者を吊るし上げ。仁が里伽子と会っていたこと、里伽子が泣いていたこと、それを知った恵麻が姿を消したこと。状況証拠はどうも修羅場を連想させるのだけれど、それでも仁は固く口を噤む。

大荷物を持って「主人のところへ」と言って出ていったらしい恵麻。一人の位牌を持って。鬼籍に入ったご主人に会うための手段は天国への片道切符か恐山のイタコか、って話でして、こいつはちょっとまずい予感。

回想。火事の直後。
思い出の中の一人が消えることを恐れる恵麻。仁から離れて生きるために一人を頼るはずだったのに、本人は死に、思い出の店も消え、仁を一人の代わりにするという逆転。欲望に負けて恵麻を傷つけないために、罪悪感に苛まれながらオナニーをする仁は哀れだ。どうも仁ばっかりが葛藤してるように見えるんだよなぁ、このシナリオ。

恵麻が向かったのはペンション「ファミーユ」
仁は恵麻を追いかけて、恵麻が隠し続けてきた暗部に触れる。

涙を流しながら仁と恵麻を祝福しようとした里伽子に、嫉妬の炎をぶつけてしまった恵麻。二度も振っておきながら仁を手放すのに涙を流した里伽子に、揺れてしまった仁。二人の罪の告白。

一人のプロポーズの言葉は「仁の代わりでもいいよ」で、ファミーユが燃えてしまった時、仁を一人の代わりにしたのは、本当は仁を求めていたからで、恵麻は仁を手に入れるために全てを利用してしまう、本当にどうしようもない人で。

それでも仁は「一緒に謝ろう」と恵麻を選ぶ。
仁「初恋は実らないなんて、嘘だ。俺たちで、証明してやろう?」
ここの仁はカッコイイ。


○仁くんを、わたしにください



里伽子に土下座して「仁くんを、わたしにください」と頼む恵麻。
そうなんですよ、これなんですよ。恵麻に欠けていたものは、これ。里伽子に対する罪を少なくとも自覚している部分については償うこと。

里伽子「あなたに、色々と言いたいことがあったの。大声で、とんでもない内容で、何時間だって、噴き出してくる言葉があったの」
それを最後まで出さなかったのは、里伽子のプライドか、優しさか。いつか二人を祝福すると言う、里伽子は、やっぱり損な性質なんだろうなぁ、と思ったり。


○恵麻Trueエンディング
蘇るファミーユ本店。仁と恵麻と、そして里伽子。
里伽子「また、3人で始めさせてくれて、ありがと」
この言葉と、左手での握手までの三年間にに何が会ったのか想像すると涙なしには…。

里伽子「誰があんたたちの結婚認めるって?誰が仁のこと諦めるって?」
里伽子「左手の握手は、戦いの握手…」
三年経って、戦いの握手が出来るようになった、スタートラインに立てるようになった、と読むと里伽子の執念深さが感じられて良いですね。



やっぱさ、このエンディングからしても、恵麻Trueルートは「里伽子BADルート2」だと思うんだよね。丸戸は意図的に、恵麻を里伽子のための当て馬にしてるんだと思うんだ。そう思うと「ま~姉ちゃんは当て馬かわいい」とか言いたくならなくも・・・いや、そんなことないな。笑

恵麻をあまりにボコボコにしすぎて、ちょっと反省。
次は由飛とか玲愛とかのルートにしようか、明日香とかかすりのルートにしようか。
あ、勿論ですが、里伽子ルートは最後の最後。
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プロフィール
名前:ロロ
20年くらい前に生まれて大学生をやっている。法律書を持って家と大学を行き来するのが日課。法律学よりは政治学の方が好き。男性向けエロゲーやったり、BL読んだり、野球見たり、料理したり、演劇したりするのが趣味。好きな作家は丸戸史明と門地かおり。ノルマンディー公の方のロロ。
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